・WR Tim Patrickが手首を骨折しました。1ヶ月はoutですが、復帰できる見込みでIRに入れない予想があります。

・OAKのルーキーSS Jonathan Abramが回旋筋腱板断裂でIR入りしました。試合ではハードヒットで主にラン守備に貢献していました。OAKとしては痛いです

・RT Ja'Wuan Jamesは膝の負傷でMRIを撮りました。これから診断結果が出ると思います。MCL捻挫ですめば1ヶ月ですが、それ以上大きな怪我だとシーズンエンドも見えてしまいます


DEN@OAKレビュー 
   改めて見返すと前半酷かった理由もわかりました。最大の原因は準備不足なんですけど。「出来て当然のプレイでミスをする」ここら辺はまだまだ弱いチームなんだなぁという感想です

Derek Carrが絶好調すぎた
   そのタイトウィンドウ投げる?みたいなパスを前半から連発していたCarrでした。確かにIsaac Yaidomのパスカバーも所々悪いですし、前半は全体的にブロンコスがルーズでした。それでもDarren WallerへのフェードやTDになったTyrell Williamsへのクロスルートへのパスなど、ドンピシャのタイミングで投げられたものもあり、DBとしては厳しいものがあったと感じました。ああいうのはRodgersBreesの専売特許やろ!


前半はルーズなカバー、そしてゾーンの練度が低い
   OAKがショートパスを多用したのに対してカバーがルーズなブロンコスでした。ゾーンは切れ目(シームと言います)が弱点なのですが、そのシーム付近のカバーが緩かったです。これはチームによって受け渡し方などが違うので誰が悪い。とかはないですが、まだ練習量だったり話し合いが足りないのかな?と思います
   後半はもう少し明確にしたのか、はたまた使う種類を絞ったのか悪くないカバーも見られました。遅れて出てくるTEへのカバーは課題になりそうと思います


ゾーンブロックよりアサイメントブロックの方がいい件
   DENのScangarello OCはKyle Shanahan派閥のOCです。そうなると当然ゾーンブロックとPAというオールドスタイルが基本にあると思っていました。しかし、蓋を開けたら基本になるはずのゾーンブロックの練度が低いのです。取るべきLBを取り逃がしたり、DLを本来取るべきでない選手が取ったことでプレイが壊れたり。なんだそれ!?と言いたくなるのが散見されました
   後半はゾーンブロックを捨ててアサイメントブロックに切り替えたところ、ちゃんとゲイン出来ていました。代役RTのWilkinsonもパワフルなブロックを見せてくれました。落胆はしましたが、ランを出す方法が残っていたのは収穫です


Courtland Sutton覚醒への第一歩。FlaccoさんさすがSBMVP
   そんな無抵抗にやられた前半の中で明るい話題を提供したのは2年目のWR Courtland Suttonのプレイでした。ミドルゾーンへのパスでOAKのCBに勝利し、キャッチを重ねました。難しいボールも落とさない集中力もあり、今年エースになるという気概を見せてくれました。1000ヤードWRにもなれそうです
   トレードで獲得したFlaccoはNFLの先発のレベルというのを教えてくれました。去年までならパス失敗に終わるところが通るのは大きいですね。まだ判断の悪い部分もあったので、今後に改善して欲しいです


まとめ
   16-24で負けた訳ですが、ひっどい前半から考えれば良く巻き返したな。という感じです。HamiltonのドロップやらKRでロングリターンされたり、決めるべきところで決めれないのが一番の問題ですね。
   オフェンスはゾーンブロックの連携を高めることが課題になります。あとRZでのプレイコールは何とかするべき。極端すぎます
   ディフェンスはゾーンカバーの連携を高めることが課題になります。試合の中で改善が見られたのは朗報ですが、これはシーズン通して悩まされる可能性もあります。
   まだWeek1。ポジティブでいたいと思います