・初の試みになる各チーム視点で見るプレビュー企画です。前回までのものだと中立を意識するあまり中途半端かつ要領を得ないものとなっていました。今週はしっかり纏めたいと思います。勝敗予想は前日の記事で

   Week9で一度戦った両チームが再び矛を交える一戦となりました。この時は前半相手のミスにつけこんだNOが45-35で勝利しています。

   あれから3ヶ月近く経ち、怪我などで選手が変わりました。前回と同じ展開にはならないでしょう

①先制点をとる

②ランを継続的に出す

③ターンオーバーしない

  LARは負けたものの、歯が立たなかったわけではありません。ある程度の手応えはあったでしょう。前回失敗した部分を修正すれば勝てると踏んでるはずです

   LARの負けパターンはだいたい先制点を取られて、差を広げられて、頑張って追いつくも突き放される形です。特に3ポゼ差がつくと勝つことは無理でしょう。逆に先制して主導権を握れば、それを取り返されることは滅多にないでしょう。

   DAL戦は出来すぎでしたし、NO守備陣を考えればランだけで試合をコントロールすることは不可能だと思います。しかし、継続的にヤードを稼ぐことは可能でしょう。そのためにも常に先手を取りたいわけですけども…

   Week9との違いはC.J.Andersonの加入です。Todd Gurleyを休ませることが出来るRBの存在はかなり大きく、また密集地帯での当たりに強いAndersonはショートヤード要員としても理想的です。守備が疲れた終盤でもフレッシュなGurleyなんて悪夢かな

   前回はフェイクFG失敗、FG失敗、INTとモメンタムを失うプレイが多かったです。特に2度のFGチャンスで0点だったことは、チームを停滞させる原因となりました。一方のNOは1つだけ。この差がそのまま点数に出ています

   ボールセキュリティーには定評のあるLARなのでそう簡単にファンブルはないでしょうね。1番怖いのはGoffのINTでしょうか

   前回の対戦では怪我で欠場だったTalibがエースWR Thomasにつくと予想しています。Marcus Petersは手酷くやられましたし、トドメのTDも決められました。

   Thomasにヤードを稼がれるのはある程度仕方ないです。防ぎたいのはロングゲインですね。特に3rd&ロングをあっさり更新されるようだと厳しいです。サイズとフィジカル、経験のあるTalibならThomasを抑えてくれるでしょう

   今年のオールプロに選ばれたArmstedはかなり良い選手ですが、胸筋断裂から戻ってきた先週は精彩を欠いていました。

   FowlerはRTとのマッチアップが多いのですが、今回はLT Armstedと多くマッチアップするかもしれません。現時点でRT Ryan Ramczykよりパスプロが不安定だからです。Fowlerは元全体3位で指名されたように、身体能力に優れたパスラッシャーです。彼がサック (できればFFも)すればBreesを追い込むことが出来ます

   NFL史上最高のDTになるかもしれないDonaldは当然キーマンになります。そんな彼を先週4度の反則をしたPeteにぶつけるのは容易く想像できます

   PeteはWeek17に手を骨折、bye weekで手術した直後の試合でした。1週間で痛みが全く無くなるなんてことは無いでしょうから、Donaldが有利でしょう

   同じマッチアップが再現されるかはわかりませんが、エースにはエースをぶつけると思います。前回はCooksが6回114ヤード1TDとこの勝負を制しましたが果たして？

   Cooksはクイックネスに優れた選手で、RACだったりディープボールのターゲットだったりとマルチな活躍をします。Cooksが活躍するとLARは広くフィールドを使えます

   LattimoreはPHI戦で2INTと絶好調。体のキレも素晴らしいですので、甘い球は危険ですね。楽しみなマッチアップです

   怪我人が帰ってきたLARと、怪我人が出ているNOなので戦力的にはLAR有利だと思います。ホームではなくプレイオフのアウェーの環境で力を発揮できるか

   ランはある程度出ると思うので、ToPはLARがリードするのではないでしょうか。NOはDT Sheldon Rankinsがアキレス腱断裂でいません。控えメンツ相手ならOL陣が押せるでしょう

   問題があるとするならパス攻撃。NO守備は更に強くなってますので、Goffがミスするような展開にならなければいいが…