・Phillip Lindsayプレイは出来ませんが、プロボウルのメディア特派員としてリーグがお金を出してくれることになりました。出れないのは残念ですが、楽しんで来て欲しいです

・今週も毎日投稿続きますがよろしくお願いします。

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IND@KC プレビュー
   先週HOUに完勝したINDがKCの本拠地アローヘッドに乗り込んでの戦いになります。2013年に28点差をひっくり返した思い出の地ですね。
   INDは前回紹介した通り。この2ヶ月くらい勝ち続けてチームが乗っています。しっかりと相手のストロングポイントを潰す守備もあります。とはいえ今回は相手が悪いか?
   KCはリーグ最強のハイパーオフェンスと、リーグ下位のザル守備でシーズンを12-4で終えました。「点数の多かったチームが勝ち」というアメフトの原則を教えてくれるようなチームですね。


見どころマッチアップ
①パスラッシュ(特にインサイド)
②Travis Kelce & Tyreek Hill
③Marlon Mackとラン攻撃

   ①が1番試合に与える影響が大きいと思います。LuckにしろMahomesにしろ人の子ですから、パスラッシュに苦しみます。特にDEがコンテインした状態でインサイドからプレッシャーが来るとプレイが壊れます。この形を多く作れると失点の可能性が減るでしょうね。
   2人ともポケットから出すと高い確率でプレイを決めてきます。そういう形にだけはしたくないです。LBが追いかけに行くのか、DEがコンテインの意識を強く持つのかにも注目です。
   ②はKCのほぼ全てです。彼らが暴れたらINDが勝つチャンスは0です。100ヤードは取られると思いますが、Kelceは3rdダウンでキャッチさせないこと、Hillはロングゲインさせないことが大事です。特にHillの1発はモメンタム的にもよろしくない
   ③ボールコントロールを「しない」のと「出来ない」ことは大きな違いです。やはり手段の1つとして、殴り合いをスローダウンさせる意味でもMackのランでゲイン出来ることは重要です。


注目選手

Patrick Mahomes
   今年のMVP最有力候補。というかほぼ確じゃないですかね。5000ヤード50TDは普通におかしい。
   その強肩が注目されていますが、1番やばいのは体幹の強さです。左方向に走りながら右にいるWRに30ヤードくらいのパス投げるのはやばいです。
   あとポケットの外に出すとほぼ確実にプレイを決めてくるのも凄いですよね。肩の強さ、体幹、視野の広さでパス通してきます。逆サイドだろうとカバーに気を抜けないのはDBとしては地獄です

Marlon Mack
   HOU戦で148ヤード走ったMackの活躍は今回も必要になるでしょう。KCはパス守備が崩壊していますが、ラン守備も低迷しています。KCのハイパーオフェンスに真っ向から付き合った場合INDの方が不利(WRのタレント力が違う)です。それをスローダウンしたり、時間を使いたい場面は出てくるでしょう。

Chris Jones
   Aaron Donaldが20.5サックというDTとしては桁違いの数字を出して影が薄いですが、Jonesもシーズン15.5サックを記録しています。OLの強いLAR戦でもサックを記録していたように、今回のIND戦でもインサイドからLuckを脅かすキーマンになるでしょう。
  
Malik Hooker
   FSとして理想的なカバー範囲を持つHookerですが、何よりボールスキルの高さが魅力の選手です。Mahomesからターンオーバーを奪える可能性が高いのはHookerだと思います。たまにあるミススローを上手くINTして欲しいですね
  

試合展望
  基本的に殴り合いだと思います。KCだいたい2分あればTD取れるチームですし、プレイ数に対して得点が多い特徴があります。ある程度はコントロール出来るでしょうが、ロースコアに持ち込むのはIND守備では厳しいと予想しています
   KCはレギュラーシーズンで最小26得点なのでINDは4TD取るための準備はしたいですね。プレイオフはレギュラーシーズンより得点できないとはいえ、ノーガードの撃ち合いになる可能性も0ではありません。
   1ポゼ差で推移した場合、後半の2min(4Qの残り2分)でボールを持っていた方が優位だと思います。


まとめ
   INDは完勝で上がってきましたが、KCの強さはHOUと比べるまでもなく。Mahomesも凄いですが、OLも強い、スキルもやばいです。Kareem Huntがいないだけマシですね。
   この試合KCが有利だと思います。でも両チームとも勝負強いQBですし、逆転劇を呼び込める選手なのでINDが勝つ可能性もあります。楽しみですね