・GBのHCが決まりました。TENのOCだったMatt LaFleurです。今年のTENはオフェンス不振だったのですが、Sean McVay、Kyle Shanahanとやっていた実績、その若さを買ったのだと思います。いやーびっくりです

・CHIのParkey最後のキックは公式でFGブロックになりました

・LACはTE Hunter Henryが帰ってきます。過度な期待は禁物ですが、これは大きいですね

・今日長いです。ごめんなさい


LAC@BAL レビュー
   事前予想通りLamar対策が完璧だったLACが3Qまで試合を優位に進めます。しかし、4Qに6分間で2TD取られ1ポゼ差。BALは逆転ドライブを狙いますがOLB Uchenna NwosuのFFターンオーバーで万事休す。LACが23-17で勝利しました。

勝敗のポイント
① LACのLamar対策(4DL, 7DB)
② STチームの差
③ ターンオーバー
④OLは弱いところを狙うもの

   Lamarが止まればLACが優位というのは予想通りでしたが、ホームでブーイング浴びてから2TDして追い上げるのは予想してませんでした。Lamarのハートの強さはQB向きですね。まだ21歳なのでBALは上手く彼を導いていきたいでしょう。
   ①はボックスに人数をかける。オプション責を定める。QBスパイを置くだと思っていましたが、7DBには驚かされました。Lamarの止め方を少し詳しく見ていきます。

1、ランを止める
   これはDTが素晴らしかったです。BALのランプレイの多くでDTがタックルに絡み、DB陣の負担を軽減していました。またコンテインを強くすることで外展開を潰して、人数をかけれるようにしたのも上手いですね。1人1ギャップだからリアクションが早く、スクリメイジ近くでランを止めれていました

2、Lamarのスクランブル対策
   Lamarの機動力は最大限警戒するもので、その対策として4メンラッシュのDEはコンテインの意識を強く持っていました。スペースがあってもインサイドに行かず、ひたすら外からLamarを追いかけていました。前日にHOUのDEが中に入ってLuckに逃げ道を与えたのとは真逆でした。
   またQBスパイとしてDerwin Jamesがいました。走り始めてもすぐに来るのでサイドに逃げるしか選択肢が無かったです。まぁ足速いからフレッシュ狙えるんですけども…

3、チェックダウン対策
   Lamarはターゲットが空かないとRBへのチェックダウンに投げますが、この試合はそこにまでディフェンスが来ており、下手に投げるとINTされる雰囲気がありました。走れない、投げる場所がない→結果としてサックorパス失敗という構図が多かったです

  ②STの差。ここは目立たないですがかなり試合に影響を及ぼしました。LACはDesmond Kingのビッグリターン2つがありました(パントとキックオフで1つずつ)。一方のBALはまともにリターンさせてもらえずフィールドポジションで負けていました。FGも5/6(1本はブロック)のLACに対して1/2(次のドライブがTD )と同じ本数外しました。ここで10点差なので厳しいですね…STチーム大事です
  ③ターンオーバーは前半の試合の行方を決めていまして。最初の8スナップで3ファンブル(1ロスト)はまずいでしょう。INTもハイボールを上に弾いたものでした。ここが失点に繋がっており、BAL攻撃が乗れなかった原因ですね。最後もストリップサックでゲームオーバーですからファンブルは来年の課題でしょうね
   ④LACは計7サックしたわけですが、その多くがLGが許したものでした。先発James Hurstは試合途中でBradley Bozemanに交代しました。この2人で3サックを献上したわけですが、そのうち2サックはDTではなくDE Melvin Ingramでした。Ingramがブリッツしたり、DTセットから破ったわけで、明確に穴だと認識されていたのでしょうね。途中交代して改善されたものの、遅きに逸した感じがありました。正面からプレッシャーが来るとLamarのパスは安定しないのですが、それも分かった上で狙われたかもしれません


まとめ
   4Qでプリベント守備にした結果2TD取られましたが、LAC守備はしっかりした準備とコンセプトを見せてくれました。次のNE戦ではどうするのか?楽しみです
   負けたものの、僕の中でLamar Jacksonの評価がとても高くなりました。やっぱりQBはメンタル強くないとダメですね。それだけでなく相手の圧が減ったらしっかりパスを通せているのは驚きました。もっとダメかと思っていました。課題は下半身と体幹の弱さですかね。
   プレイオフらしい知能戦も見れましたし、とても面白い試合でした。LACは来週以降、BALは来季が楽しみです。

PHI@CHI レビュー
   こちらは守備合戦の様相を呈しました。特に工夫もなく、相手のミスに上手く合わせた方が勝った。そういう試合です
   オープニングドライブで3点を取ったPHIでしたが、その後はランを止められ、パスはカットされて追加点を奪えず。徐々に落ち着きを取り戻したCHIにFG2本を決められて前半を折り返します。後半に入っても両者パントを蹴る展開でしたが、CHIの反則に乗じてPHIがTDを獲得します。残り9分でCHIがTDでリードを奪ったものの、PHIが相手のショートパントから残り1分4thダウンでTD、再逆転しました。キックオフリターンからCHIは攻めますが、最後はFGをブロックされて試合終了。16-15でPHIが勝利しました

勝敗のポイント
①STのミス
②反則を上手く利用したこと
③DL

   ①ですがPHIの逆転ドライブですね。CHIのパントは36ヤードしか飛ばす、PHIは幸運にも自陣40ヤードから攻撃をスタートしました。これがあと20ヤード奥だったらTDは厳しかったと思います。そして最後の43ヤードFGですね。最初は成功したものの、アイスザキッカーでブロックされて失敗というものでした。ここで決め切れるかどうかはKの運や力量ですかね
   ②はPHI最初のTDドライブになります。このドライブでCHIは3つの反則があり、それぞれ15、5、33ヤードでした。これだけで53ヤード前進していて、それがTDに繋がりました。相手のミスも利用してしっかり取り切るあたり、PHIは老獪です
   ③はお互いに言えることです。両DLがOLを上回っていた(これは予想通りです)ことで、ランでリズムを作らせませんでした。これがロースコアゲームになった原因でした。大事な局面でCHIはFolesを捕まえられなかったのは残念でした。


まとめ
   お互い決め手を欠きましたが、PHIが終始優位に進めれたのは大きかったです。CHIとしては前半最後でTDを取れていれば…2ptが決まっていれば…と思ったことでしょう。ParkeyにFG蹴らせるまでの過程も悪かったです
   PHIは昨年より戦力が足りてない中で勝つ。ここら辺は経験値ですかね。次のNO戦も楽しみです。CHIは予想を裏切る快進撃でした。あの守備まだ続くの怖いですね