・今日の2試合は明日以降にレビューします。勝敗予想は当てました。あとフェイスマスクは危険なので取りましょうよ審判
・CHIのTE Tray Burtonがハムストリングを痛めているようです。Burtonは器用な選手なので、これはCHIにとって痛手になりそうです
PHI@CHI 見どころ
昨年のチャンピオンPHIはシーズン中盤まで苦しんだものの、3連勝で第6シードに駆け込みました。一方のCHIはMIN、GBの下馬評が高い中で12-4で地区優勝を果たすサプライズシーズンとなりました。
PHIはエースQB Carson Wentzの膝が完治していないとの噂もあり、最後の3試合はNick Folesが先発しました。開幕直後は酷い出来だったFolesもこの3試合は良いパフォーマンスを見せており、昨年に続く連覇を狙います。
CHIはKhalil Mackを加えた守備陣が強烈なパフォーマンスを見せています。失点数1位の堅守とターンオーバーを量産するディフェンスに注目です
注目選手
Nick Foles
昨年のPOで好リリーフを見せたFolesが再び先発となります。昨年は強いOLとランゲームに支えながらMVPを獲得しました。同じ状況に持ち込めればPHIに勝つチャンスはあるでしょう
Folesのプレイで注目したいのがプレイアクション(PA)からのロングパスです。PAがかなり上手な選手ですし、ロングパスの精度も良いのでこれが序盤から炸裂したらPHI優勢のバロメーターに出来ると思います
Tarik Cohen
CHIのエースRBはJordan Howardですが、この試合では彼のランは機能しない可能性があります。なぜならPHIのDLはスピードがあり、彼がスクリメイジを抜ける前に捕まえることが出来るからです。代わりに活躍しそうなのがCohenです。
Cohenは5-6(168cm)と小さい選手ですが、非常にスピードとクイックネスに長けた選手です。CHIでは主にパスターゲットとなっており、ランの成績は良くないですが、それでも一線を抜けるスピードは素晴らしいものがあります。
Malcolm Jenkins
PHIの守備で1番有名なのはおそらくDT Fletcher Coxですが、彼らの心臓はこのJenkinsです。守備全スナップ出場という鉄人記録を今年も達成したJenkinsですが、ランパスともに素晴らしい選手でマルチロールを担えます。怪我人続出のDBユニットの中で生き残っているのもポイント高いですね。
CHIはランを軸にパスを散らしてくることが予想されます。ブロッカーの枚数的にボックスに上がったJenkinsがタックルする場面も多くなるでしょう。
Khalil Mack
シーズン前に1巡2つの大型トレード、そこからの守備選手最高額での契約延長とインパクトのあったMackですが、シーズン入ってからもセンセーショナルな活躍でAll Proにも選出されました。
MackはLT Jason Petersを相手することになります。この経験豊富で老獪なベテランを抜いてサックやFFのビッグプレイを起こせるかに注目です。また、Mackはラン守備がとても強い選手です。彼サイドのランプレイを封じられるか?これもチェックポイントでしょう
試合展開の予想
ホームのCHI有利だと見ています。慣れた環境であること、守備陣がとても強いことが理由です。DLからDBまで隙が無いので、相手のゲームプランを壊せるのではないでしょうか?
PHIはやはりランを出したいですが、CHIのLBは予測に優れたTrevathanと、スピードに長けておりブロッカーを躱せるRoquan Smithのコンビです。この厄介な2人組が自由に動くようだと厳しいですね。エッジのコンテインを無効化して外展開を狙うプレイとか仕掛けそうです。あとメインターゲットのJeffreyにパスが通るかも大事ですね
とはいえCHI攻撃もランが出ないと厳しいです。QBのTrubiskyは足でフレッシュを取れますが、激しいコンタクトに晒される可能性もあるので積極的には走って欲しくないとコーチ陣は考えるでしょう。プレッシャーが来る前にショートパス散らすんですかね
何だかんだ20点をお互い取る展開になるとは思います。ターンオーバーも出ると思います。それが点に繋がればモメンタムは一気に流れるでしょう。若くて勢いに乗るCHIと、昨年の経験を持つPHIの構図ですね
まとめ
正直PHI攻撃がCHI守備を抜けるイメージが沸きません。ホームのCHIが順当に有利だと僕は思います。
結局プレイオフはランが出るチームが強いのは今日の2試合でもわかることです。お互いDL有利の中でどちらが工夫してランを仕掛けるのか?試合展開に大きく影響しそうです
Doug Pederson vs Matt Nagyの同門対決なんですよね。Andy Reid門下生対決にも注目です
コメント
コメント一覧 (4)
くまさんに勝てる確率は良くて30%くらいと思ってます。いくつかの条件をクリアしないと勝てないと思います。でも、くまさんのお陰でプレイオフに来れたので敗者復活戦です。
終盤にEaglesが辛勝したRams、Texansは、DLにタレント、若いQBが牽引など、Bearsと共通点があるように見えてて、もし同じような展開に持ち込めたら勝機があるかな?と考えてます。
ディフェンス編
①一発10yds獲られるのは覚悟して、40ydsとかのロングは止める。
②ランは徹底的に止める。
③双方のドライブ数を減らす。機会を減らす。
④3rdダウン3yds以上のシチュエーションをできるだけ作って若いQBのミスを誘う。
オフェンス編
⑤4thダウンギャンブルを挑んでもドライブを繋げる。
⑥ランは平均3ydsでもやむ無し。それでも3rdダウンは5yds以内を目指す。
⑦1Qに一回は「決め打ちロングパス」で威嚇してBearsディフェンスをなるべく縦にストレッチさせる。
⑧勝負したらターンノーバーされるけど相手陣ならやむ無し。自陣オフェンスでは辛抱して、相手陣で勝負する。
これでもつれる展開になれば、ようやく勝機が得られると思います。そのくらい劣勢ですが、RamsとTexansに勝てたギリギリのメソッドだと思います。
ギャンブル大好きPederson親分は勝負師の才覚は高い方と思います。
胆力勝負に持ち込めるか?そこまでの知的なコール勝ちができるかどうか?
3匹目のドジョウ狙いは厳しいですが、タイトロープなコール勝負をアンダードッグ魂で引き寄せられるか?どうか?
長文失礼しましたー。
的確な分析ありがとうございます。確かに敗者復活戦みたいですね!
PHIとしては得意な展開押し付けていきたいですよね。勝負師のPedersonとFolesのメンタルは高く買ってるので、この試合でも良い方に出るのを楽しみにしてます^ ^
神様はいじわるですね…………
久しぶりのCHIの快進撃がこんな形で終わろうとは
ただ、ドラフトの時にNFLでの成功に疑問符がついたTrubisky も、見事な活躍
QB難の我々には、皮肉以外のなにものでもないと思って生放送見てました
CHI行けると思ったんですけどね…PHIの勝負強さが上回りましたね
PO見てるとQBがみんな良くて指くわえてます…うちにも彼らのような選手が欲しいですね