・RB Phillip LindsayとWR Antonio HolmesをIRに入れて2人の選手と契約しました。彼らは戦力ではなく、将来性を買ってロスターに残したとのことです。

・オフシーズンに大量のFA、ベテランカットが予想されます。失敗により3年でサイクルを終了することになりました。来年のロッカーは半分近くメンバーが変わりそうです

・OregonのQB Justin Herbertがエントリーを見送りました。これで今年のトップQBはWill Grierですかね。QB欲しいですけど、このレベルにトップ10は使いたくないのも本音です


LACとDENの戦力比較
   比較するまでも無くDENの完敗な訳ですが、LACの現状を交えた私見を少し。LACは11-4で2013年以来5年ぶりのプレイオフを決めていますが、KCとの勝ち星の関係でまだ地区優勝の可能性を残しています。当然メンツを温存することはなく全力で勝ちに来るでしょう。(地区優勝は09年以来なので約10年ぶり)
   ここ2週間欠場していたエースRB Mevin Gordonも復帰、同じくエースWR Keenan Allenも練習に参加するなどチーム状態はかなり良いです。大きな怪我人もおらずほぼフルメンツを組めるか
   一方のDENは希望の星Phillip Lindsayまで逝くなど満身創痍です。オフェンスは酷く、開幕時の先発で残ってるのは僅か5人(3rdWR含む)。スキルポジションを中心に主力が8人いなくなるという…ディフェンスにしても要のChris Harrisがシーズンエンドでパスカバーが崩壊しました。


試合のポイント
   どう足掻いても勝てるビジョンは見えません。LAC守備は主要スタッツが軒並みトップ10(失点8位、喪失ヤード8位、パス守備7位、ラン守備9位)と強く、ランパスのエースを欠いているDENでは通用しないでしょう。今回は個人的なマッチアップをピックアップします。


Courtland Sutton vs Casey Hayward
   ブロンコスの若きエースWR候補であるSuttonは相手のエースCB Haywardとのマッチアップが予想されます。前回の対戦ではポストルートからのRACで逆転のFGに繋げるなど、良いプレイを見せてくれました。
   今回期待したいのはSuttonが得意とするフェードルート(縦ルート)で勝つことです。Haywardは身長が低く、ジャンプ力もあるSuttonとならミスマッチになります。そこで一本はロンクボムをキャッチして欲しいです。
   HaywardキラーだったDTがいなくなりましたが、Suttonがその役割を担うことに期待です。


Von Miller vs Sam Tevi
   あと2サックで通算100サックに届くVon Millerはここまで14.5サックを記録しています。先週で途絶えたものの9試合連続サックをするなど今シーズンは調子が良いです。そして相手は得意のRiversですので、2サック期待したいです。
   マッチアップするのはRTのSam Teviでしょうが、TE Virgil Greenなどのヘルプが来ると予想されます。クロスなどのスタンツで動かしながらサックを取って欲しいです。


まとめ
   来年度に向けたアピールの場、若手を試す場となってしまいました。いわゆる消化試合というやつですね。2年連続でこのような結果になったのは非常に残念です…
   恥じない戦いを!と望んでもメンツ不足は如何ともし難いですし、相手は万に一つも負けるつもりは無いですので、ミスを期待するのも難しいです。なので、勝敗を度外視して選手個人単位の活躍を願います
   VJ以下多くのコーチがまた交代になります。Brandon MarshallやRon Learyなど高給とりのベテランもカットされると思います。ブロンコスがどこを目指して、何をするのかわかりませんが、今年のオフは忙しくなりそうです。