・CB Isaac Yaidomがoutですが、Tramaine Brockが復帰します。CBが変わらず厳しい状況ですね。


Nick Chubb vs Phillip Lindsay
   お互いエースRBがルーキーです。CLEのChubbは先発になってからの7試合で587ヤード6TDを獲得していますが、平均ヤードはそう多くはありません。とはいえ1発のある選手ですし、抜ければ20〜30ヤードは余裕で稼ぐ選手です。1試合で20回はボールキャリーをしますので注意が必要です。
   先週は30ヤードしか走れなかったLindsayですが、この試合では活躍が要求されます。OLがしっかり穴を開けれるか?ここが試合の成否を分けるでしょう。ここまで967ヤード9TDなので、この試合で1000ヤード10TDが見られる可能性が高いです。


ターンオーバー勝負で負けない
   CLEはターンオーバーレシオが+9で、オフェンスはボールを失わず、ディフェンスはボールを取ってくるチームです。ブロンコスが3連勝した原因もターンオーバーで勝ったからで、ここの勝負で負けるなら話になりません
   CLEで警戒すべきはDE Myles Garrettです。ここまでリーグ4位の12.5サックとドラ1の実力に見合うだけの活躍をしています。マッチアップするLT Garett Bollesにとっては大きな試練となります。逆サイドのEmmanuel Ogbahもウイングスパンの長い選手なので侮れません。インサイドからはLarry Ogunjobiがいますので、こちらも要警戒です。
   ブロンコスは逆にBaker Mayfieldからターンオーバーを誘発したいです。Mayfieldはポケットの中にとどまるパサーで、出るタイミングを見失う時があります。その時にVon MillerBradley Chubbのコンビを中心にサックしていきたいです。また、カバーの判断ミスもあるのでそれをINTに繋げるなど少ないミスを正確に攻撃したいです。


3rd&ショートを作り出す
   3rd&ロングを作った結果ブロンコスはドライブを途切れさせていたのが先週です。それを無くすためにはショートヤードをしっかり刻むことで確率を高めることです。パス、ラン、パスの単調な作りではなく、ランパスを織り交ぜて的を絞らせないことが重要になります。
   タイミングがわかればLindsayのランも不発に終わります。彼を活かすためにもコールを散らす必要があります。


まとめ
   ランを出す、ショートヤードのシチュエーションを作り出す、ターンオーバーで負けない。とても単純なことですが、それだけに勝敗を大きく分けます。
   CLEはルーキーが活躍するなど未来の明るいチームです。ブロンコスも同じくルーキーが活躍してますので、フレッシュな対戦になるかもしれません。
   POの目はほぼありませんが、ルーキーたちに負け癖をつけないためにも是非とも勝ちたいです。