服のサイズではありませんよ!年棒のお話しです(^^;;
49ersのQBコリン・キャパニックが6年126Mの契約を結びました。年平均21Mの高額契約です。因みにリーグのQBの年棒はこちら

この問題を語る上でNFLの年棒について説明します。NFLでは選手の給料をサラリーキャップと呼びます。(以下サラリー)
これは毎年変わり、NFLの全収入のうち一定の割合(今年は48%)を32チームで分割した額です。今年は133Mです(1Mは100万ドルのこと)。この額を超えることはできません>_<絶対です!そのため、各チームの首脳陣たちは如何に効率よく契約をするかが大事です。これが下手なチームは弱いです(^^;;

選手が給料を受け取る方法は二つあります。一つは契約ボーナスといい、全額保証された給料です。これは解雇されても引退しても絶対にもらえます^ ^サラリーには契約ボーナスの額を契約年数で割ったものが計算されます。例えば5年契約で5Mの契約ボーナスといえば、1年1Mずつサラリーに計算されるということです!
二つ目はベースサラリーです。これは保証されていません。解雇や引退したらもらえません>_<
契約の大半はこれで占められています。契約年数に関係なく額を決めれます。例えば1、2年目は3Mだけど3年目は4Mなどと自由に決めれます。開幕までに契約したチームにいれば受け取れて、その時にサラリーに計算されます!また、巨額の契約を結ぶとサラリーを圧迫するので、契約見直しで翌年に持ち越すこともあります。

この他にも細かいのがありますが説明が難しいので割愛させていただきますm(__)m

今回のキャパニックは総額126Mで61Mの保証でした。サラリーキャップの拡大に伴い優勝してないQBでも高額の契約を勝ち取れるようになりました。これもNFLの人気の賜物ですね!
契約に見合った活躍=スーパーボウル優勝できるか注目していきましょう!

この記事を読んでなぜ優勝するために給料を我慢しないのか?と思った方もいるでしょう。
これはアメリカ人との考え方の違いです。アメリカではスポーツもビジネスなので、チーム愛よりも家族を養う方が大事なんです。所属チームは好きだけど、ビジネスであり給料を多くもらいたいから移籍します。契約額の大きさが選手に対する敬意の大きさだとも言われてます。
かなりサバサバしてます。民族の違いですね(^^;;
生涯同じチームにいれる選手は凄く幸運なんです。滅多にいないから価値もあります^ ^

少しでも皆さんがNFLのことを知れたなら嬉しいです^ ^
やっぱりアメリカは桁が違いますね!

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