・CHIとの合同練習が始まりました。このままPre Week2で対戦します。


Shaquem Griffin (SEA Seahawks)
   左手がないフットボーラーとして有名になったGriffinですが、それ以外は1巡相当の実力があります。
   ILBサイズでありながら、DBトップクラスのスピードと運動神経があります。ボールへの嗅覚があり、プレイリードが早くて正確です。タックルすることを恐れず、密集地帯のキャリアーに対しても正確にタックルを決めれる。タックルがかなり上手く、素晴らしい伸びから強い一撃を決める。
   カレッジでほぼパスカバーをしていないため、パスカバーはまだ未熟です。もっと背中でゾーンを把握して下がる技術が要求されます。
   3rdチームが相手だったとはいえ、その実力の高さを存分に発揮していました。SEAにはWagner、Wrightという不動の先発がいますが、その中で出番をどのくらい貰えるか楽しみになります。


Lavonte David (TB Buccaneers)
   オールプロLBなのに影の薄い選手です。当ブログでも何度か取り上げています。
   年間5つほどターンオーバーを奪う選手です。タックルも安定して100タックル決めます。TBではWLBとしてTEやRBのカバーをするだけでなく、ブリッツもこなしかなり万能な選手です。
   昨年は怪我で連続試合出場がストップ。ここ2年はスタッツも落ちてきています。また目立つ活躍をして欲しいです。
   この7年間のスタッツはレジェンドDerrick Brooksに近いものがあります。なにかのきっかけで知名度が急上昇すれば、殿堂入りも見えてきそうです。


De'Vondre Campbell (ATL Falcons)
   ATLのLBと言えばDion Jonesが有名ですが、このCampbellも守備の中心選手です。
   大柄ながら、充分なスピードがあり、サイドラインまでボールキャリアーを追い詰めることが出来ます。ランパス両方で活躍できますが、よりラン守備で目立つ選手です。
   隣のJonesがやばすぎて、注意して見ていないと見逃すことがあります。
   Jonesと同じ3年目です。1年目の途中から先発に定着した実力者ですね。これが中巡指名なんだから凄い


Roquan Smith (CHI Bears)
   ルーキーで楽しみなのはこの人。まぁ速い
   バーストのある選手で、一瞬でキャリアーへと肉薄してタックルを決めます。プレイリードが早い上に正確で、1人でオプションを止めることが出来ます。フィールドのどこへも絡むことが出来る。前へのプレイに対して恐ろしく強い
   パスカバーは努力しているが、まだ素直すぎて裏を取られる。小さい。ブロッカーに捕まることが多い
   クイックネスとバーストが素晴らしく、カレッジではそれだけで無双していました。ホールドアウト明けでどれだけ出来るかわかりませんが、隣に安定感のあるTrevathanなので良い補完関係のコンビになりそうです。


まとめ
   今のILBはKuechly(CAR)、Wagner(SEA)の2強からDion Jones(ATL)、Myles Jack, Telvin Smith(共にJAX)などの若手が隆盛する時代になりました。ここに挙げた4人もそれに絡んでくれると嬉しいです。
   Shaquem Griffinは本当に楽しみです