・3日間に渡るドラフトも終了。ブロンコスは結果的に10人もの選手を指名しました。3日目の6人を軽く紹介します。


4巡106位 ILB Josey Jewell(Iowa)
   ニーズだったILBに昨年のオールアメリカンILBをゲットしました。身体能力は高くないですが、ファンダメンタルが一貫したLBです。
   素晴らしい予測と、正確なリアクションでタックルを量産します。タックルは上手ですし、最後までプレイするブルーワーカーでもあります。パスカバーも平均よりは上です
   身体能力がない、サイズがない、スピードがないの3点揃いですが、これはTrevathanやTodd Davisにも共通します。その分、合理的な動きをするので安定したパフォーマンスを見せます。シーズン途中から先発に定着しても不思議ではないです。


4巡113位 WR DaeSean Hamilton(Penn State)
   2人目のWRはサイズのあるスロットの獲得になりました。PSUの去年のエースWRです。
   Hamiltonはルートランがかなり上手く、セパレートの出来る選手です。マンツーマンを剥がせる選手なので、即戦力が期待されます。キャッチ力に難があるので落球が問題になりますね


5巡156位 TE Troy Fumgalley(Wisconsin)
   5巡はダウンしてブロッキングTEの指名です。伝統的にランの強いウィスコンシンのTEですので、ブロッキングに定評のある選手です。
   レシーバーとしてはシェアハンドですが、オープンになれない選手です。サイズがあるのでRZでターゲットになれるかですね。
   Virgil Greenの後釜です。キャッチが苦手なことも含めて同じですね。でも、ブロックの上手い選手なので、即戦力になってくれるでしょう


6巡183位 OG Sam Jones(Arizona State)
   地元コロラド生まれ、コロラド育ちのOGを指名しました。スピードはあるけど、フレームが小さいタイプ。でも技術はあるので大きくなれば可能性はあるか
   ドラフト1週間前にレストランでElwayに遭遇して挨拶したそうです。まさか1週間後にブロンコになるとは本人も考えてなかったでしょうね。素材先行型OLは育てられないけど、技術が身に付いてるタイプは育てられる傾向にあるので、期待したいです。


6巡217位 Keishawn Bierria(Washington)
   小さくて遅いですけど、ハードワーカーです。2年前は良かったので、上手くいけばロスターに残れるかもしれません。ST要員か


7巡226位 RB David Williams(Arkansas)
   パワーランナー2人目。全然印象に残ってないですけど、Arkansasはランの強いチームですね。ロスター争いしてPSでしょう


まとめ
   Jewell、Hamilton、Fumgalleyと即戦力となり得るプレイヤーを獲得できました。ダウンの制限はあるかもしれませんが、試合に出せるクオリティーはあるでしょう。後は使い方次第です
   リーダーシップのある選手やキャプテンを指名しました。人格も重要視したとか。1日目から良い指名が多かったです。32チームの中でも特に良い指名が多かったと思います。新シーズンへ期待が大きくなった3日間でした。
   去年のIR3人含めてルーキーがたくさんいます。ロスタースポットは激化します。互いを高めあってハイレベルなチームになってほしいです。