・もう少しで大運動会が開催されます。今回はそんなコンバインで注目すべき種目、目安となる数字などを紹介したいと思います。
あくまで僕が個人的に注目しているものなので、完璧ではないです


QB
計測(手のサイズ)、ポジションドリル
   コンバインでのQBはチームとの面談がメインになります。身体能力は高いほうが良いですが、低くても問題ありません。
   その中でも見たいのは計測です。身長、体重、何より手の大きさは大事ですね。手の大きさはボールを握る深さに関係します。大きいに越したことはないです。目安は9.5インチ以上です
   ポジションドリルは一通りの基礎的なルートへのパスを確認できます。スラント、アウトパターン、縦、試合中に投げないルートのパスを確認できるので、参考にしたいですね

RB
40ヤード、垂直跳び
   RBは下位でもスターターになることの多いポジションですが、多くの選手に共通する結果が見られます。
   40ヤードは4.6秒が目安になります。これより遅い選手ですと、OLがそこまで強くないチームでは充分に力を発揮できないでしょう
   垂直跳びは30インチです。RBなのに垂直跳びが重要なのは驚きですが、活躍したルーキーのほとんどは30インチ以上でした。例外はJAXのFournetteですが、特殊なサンプルです…

WR
3コーンドリル、40ヤード、垂直跳び
   WRはオールラウンダーを除いては特定の数字が重要になります。スロットなら3コーン、ポゼッション型なら垂直跳び、ディープスプレッドなら40ヤードになります。このどれかが良い選手はNFLで活躍する可能性があります。器用貧乏な選手が1番厳しいですね
   3コーンはスロットやアジリティーに自信のある選手を見る指標になります。具体的な数字はないですが、WRのトップ10には入りたいです
   40ヤードはディープスプレッドを見る指標ですが、ただ速いだけの選手もいるので参考程度です。6-3、200lbsを超える大型WRで4.4秒程度ならエースになれる素質があります。こちらの方が大事かもしれません
   垂直跳びはハイボールの競り合いに直結します。良い方がいいですが、結局はプロ入り後の指導に左右されます。
   WRは一芸に秀でた選手の方が強いです

OL
40ヤード(10ヤード)、3コーンドリル
  現在はラインの高速化が顕著ですので、10ヤード(初速)と、3コーン(転換)が速い選手が活躍する傾向にあります。残りの種目は身体能力を見るものになります。
   OLは40ヤードが5秒を切ると速いですが、それよりも10ヤードのタイムが重要です。10ヤードで1.7秒前半〜1.6秒台の選手は評価を上げます。その後も活躍する選手がほとんどです
   とはいえ、パワー型とスピード型がいますので、選手の体重などにも大きく左右されます。また、OTよりOGやCの選手の方が遅くても活躍することが多いです。遅いOTの選手はコンバートを視野に入れて候補にすると良いかと思います

TE
3コーン、40ヤード、ベンチプレス、垂直跳び
   TEはレシービング型とブロッキング型に分かれますが、上位は総合力の高い選手になります。WRで重要な部分、OLで重要な部分。それぞれ見るところになります
   3コーンと垂直跳びはレシービング型で特に重要です。インサイドの密集地帯でオープンになれる小回りが利くのか、エンドゾーンでハイボールに対して強いのか。この2つの結果である程度得意なことを絞れます。
   40ヤードはOLより速い4.6秒台は最低限欲しいです。これより遅いと小柄なOTでしかなく、レシーバーとしては計算し辛いです。
   ベンチプレスは上半身のパワーを測るものです。DEなど自分より重い選手と当たることもありますので、上半身のパワーが弱いとブロックが上手くいきません。ブロッキング型は要注目です
   TEも多様化しているので一括りには出来ませんが、欲しいタイプの選手によって見るポイントは違いますので、参考にしてください


DL
40ヤード、3コーン
   DLもOLと同じく10ヤードが重要になります。特にDEは1.7秒切らないと1流にはほぼなれません。上位候補の10ヤードのタイムは要注目です。DTはサイズにもよりますが、パスラッシュを気にするなら1.8秒は切って欲しいですね。1.7秒台なら1巡候補レベルに速いです。
   3コーンはDEに大きく関係していて、7.4秒を切れない選手はプロ入り後も厳しいと言われています。
   3コーン(転換系)と10ヤード(瞬発系)が大事というのは良くわかると思います。ラン守備も重視されるDTはまだしも、DEはラッシュスキルが要求されます。かなり重要な数値です。

LB
ポジションドリル、40ヤード、垂直跳び
   LBはスキルが大きくものをいうポジションですが、身体能力が高いに越したことはないです。
   40ヤードは4.6秒台だと速いです。4.8秒だと遅いかな?という印象なので、4.7秒前半くらいから前の選手がドラフトにかかると考えられます。ATLのDion Jonesのように4.5秒とか出すと文句なしに評価上がります
   垂直跳びは運動能力に左右される部分で、生来のバネを見れます(幅跳びもそうですが、やる選手そんなに多くないです)。運動能力高いLBは最近人気なので、育成を前提に指名される選手もいると思われます。

DB
ポジションドリル、40ヤード、ベンチプレス
   DBは身体能力が如実に出るポジションなので、全種目参考にしてください。
   DBのドリルは基本的なバックペダルや腰の転換といったマンカバーに必要なスキルを見れます。膝や腰の使い方が上手い選手ほど切り返しが速いので参考になります。また、予測して動く選手もいますが、そのような選手は身体能力は普通でそれを補っていることが多いです。
   40ヤードは4.4秒台がギリギリです。4.5秒以降ですとスピードに不安があると考えてください。
   ベンチプレスはラン守備への潜在的な貢献度を測れます。ベンチプレスが強い選手は、ブロッカーに押し切られることが少ないです。また1年目はインサイドに入ることが多く、ラン守備の機会も増えるので、そういう意味でも重要な値でしょう。15回が目安になります。


まとめ
   最初にも書きましたが、あくまで僕個人が見ているポイントになり、初めてコンバインを見る人向けです。体重との関係もあるので、一概には言えませんが、目安となれば幸いです。