・Kirk Cousinsの移籍先のオッズが出てます。1番人気はブロンコス。そこにNYJやCLEが追随するとの予想です。キャップの空き状況からするとDENは厳しいんですけどね…Cousinsはお金も大事だけど、勝てるチームかどうかも大事と話しています。さてどうなるか

・TE Gronkowskiはようやく制限付きながら練習に参加したようです。2週間あるので脳震盪からの復帰は可能でしょう。問題は体が鈍っていないかどうか。


New England Patriots
   みなさんご存知「東の帝国」ことNEです。昨年のチャンピオンであり、2000年代以降最強のチームですね。ここ4年で3度目のSB制覇を狙います。今回はNEのポイントを何点か取り上げたいと思います。

RBを上手く使う
   おそらくPHIはマンカバーを使用してきます。NEはマンカバーでミスマッチを作れる選手が何人もいますが、もっとも序盤で使うのはRBになります。LewisとWhiteですね。
   この2人がフラットゾーンやカールゾーンといった短いパスからのRACなどを稼ぐことが出来れば5ヤードは期待できます。これが出るかどうかはドライブ継続力に大きく影響してきますので、序盤の攻防で最重要ポイントになるでしょう。
   もちろんRBですから、中のランも重要ですが、PHIのラン守備はリーグ屈指であり、ここが出ると皮算用するのは危険だと考えています。出れば選択肢が増えるので、NEとしては中ランも機能させたいです。


ミドルのGronk、ディープのCooks
   Gronkowskiは「戦術グロンク」と言われるように、ミドルでマッチアップする選手やカバーを無視してキャッチできる選手です。この戦術グロンクが機能することでNEのオフェンスはアンストッパブルになります。マッチアップするであろうMalcom Jenkinsとの攻防は注目ですね。完璧に抑えていても1発でひっくり返す可能性があるので、最後まで気が抜けません
   CooksはNEオフェンスに奥行きを与える選手です。Cooksの奥があるからこそFSはそちらを気にするため、Gronkowskiが空くという好循環も生まれています。逆に言えばCooksがCBとのマッチアップでフリーになれない状況(CB1人に抑えこまれる状況)ですと、NEオフェンスは苦しくなるでしょう。


パワーラン潰し
   PHIは多彩な攻撃が特徴ですが、軸となるのはAjayiとBlountを使ったパワーランになります。特にプルアウトを多用してのランは強いです。NE守備はまずこのランを止めることが重要になります。鍵を握るのはNT Malcom Brownではないでしょうか?C Jason KelceやRG Brandon Brooksの強烈なダウンフィールドブロックを阻止して、LBがタックル出来る環境を作る必要があります。これが止まらないと、去年と同様にハーフまで手を焼くことになるでしょう。


Folesへプレッシャーをかける
   エースQB Carson Wentzは離脱したものの、先週のFolesを見るにPHIオフェンスの強さは健在です。Folesは多彩なWRに投げ分けていて、彼らを全て同時に抑えきるのはいかなNEといえど難しいでしょう。そこで、Folesにプレッシャーをかけることで焦らせて、パスの精度を落としたいです。投げられなければパスは怖くありません。パスラッシュの工夫に注目です
   またプレッシャーをかけて投げ急がせることが出来れば、ゾーンカバーによってINTできる可能性があります。そのアドバンテージを得るためにもパスラッシュは重要です。


ゲームプラン
   NEが苦戦する試合はほぼ全て先制された試合になります。特に14点差をつけられると、逆転勝ちしても厳しい試合が多くなっています。まずは14点差をつけられないことがポイントになるでしょう。
   2つ目はターンオーバーです。NEの負けパターンの1つにターンオーバーによって劣勢になるものがあります。自陣では絶対に避けなくてはいけません。ターンオーバーの出る位置とタイミングも試合の趨勢を大きく左右するでしょう。


雑感
   NEは強い。これは純然たる事実です。徹底した準備、最悪まで想定しそこから巻き返すプラン、そして実行力。チームとしてのお手本ですが、言うは易く行うは難し。素晴らしい組織です。
   でも、そんなNEも最近はPOでの苦戦が目立ちます。負け試合が増えてきて、相手チームもNE対策をしっかり行っていることの証でしょう。ですので、今年のSBでPHIに余裕で勝つという展開はおそらく望めません。控えQBでも勝てるチーム力は侮れるものではないです。
   それでも、慢心や油断と程遠いNEですから勝つ可能性は十二分にあります。展開としては3Qの終わりに7点差以内ならほぼ確実に勝てると思います。でも14点差ついていたら厳しいでしょう。
   NEとしては序盤でミスマッチを見つけてそこを足がかりにTDを重ねる展開です。またTD取れなくてもPHIを自陣の奥に縫い止めて、ロングドライブを強いること。Folesに時間を与えず、考える時間を奪い、ミスを誘発すること。これが出来れば勝つでしょう。