・1-20で指名されたボールズの裏側を見ていきます。

・朝にTENの全体5位とのトレードを画策という話がありましたが、そうではなく、18位とのトレードを検討していたようです(他には15位)。これはSEAがボールズ狙いでトレードアップしてくるとの予想があったからです。
   しかし、トレードアップしたいのにかかって来る多くの電話はトレードダウンの誘いだったとか。それなので、20位で待っての指名をしたそうです。

・ブロンコスとしてはコンバインからボールズを指名しようと思っていたそうで、彼らのボードのトップだった(O.J.ハワードはスルーするつもりだったのでしょう)。ボールズ指名のためにトレードアップも考えていたそうです。

・蓋を開けたらスリップやQBが売れたことでボールズをゲットしました。

・エルウェイとジョセフはボールズの、フィールドでのプレイ、アスレティック能力、フィールド外での素行を通した成熟が気に入ったそうです。ラムチェックとの差はアスレティック能力の天井だとか。
   年齢は気にしていなく、オフェンス版デレック・ウルフと話しています(10代の素行の悪さは彼の人間性にプラスだと判断)。フィールドで相手に対して汚いプレイ(dirty work)が出来るメンタリティーもジョセフは気に入ったそうです。

・今年のトップLTを取れたことに興奮している。彼はブロンコスに完璧にフィットするなど絶賛していて、ボールズもコロラドで早く仕事したいと言っています(コロラドが僕にとってのベストな場所だったとの発言もしたとか)。

・ドラフト会場に奥さんと子供と来ていました。子供と壇上に上がりましたね。親バカって感じで、印象は良かったです。あとはフィールドで結果を残すのみですね。

・彼のフレームからすればバルクアップは可能です。また彼は体重の割にパワーがあるので、ブルラッシュに負けないくらいの増量で充分だと思います(重すぎると機動力が落ちます)。
   ワンダリックテストの結果から心配されている頭の悪さですが、アメフトのLTは全ポジションの中でも1、2を争うくらいアサイメントが簡単です。ですので、そこまで大きな心配はしなくて良いと思います。プレイを見る限り判断力などに問題も見られませんでした。