・OAKのラスベガス移転がオーナー会議で可決はれ、ほぼ決まりました。とりあえず17年まではOAKですが、18年からの移転になるようです。新スタジアムになるのかはわかりませんが…フランチャイズ移転という大問題がこんなにポンポン起きていいんでしょうか…

・11年の労使交渉の影響でブロンコスは11年、12年のサラリーキャップに超過があったそうです。そのため、その超過分4.5Mが今期に計上されました。これで残り16.1Mだとか。あと自由に使えるのは6M程度になりました。補強があるとすればドラフト後でしょうか

・HCジョセフは改めて今の2人のQBで満足していることを明言しました。しかし、3rdQBは欲しく、これはyoung veteran(すでにNFL入りしている若手FA。だいたい25~27歳くらい)を獲得したいとのことです。恐らくですが、カットされてもロモの獲得には動かないでしょうし、ドラフト上位指名権でのQB指名もないでしょう。(シーミアンのように予想外に落ちてきたら別だとは思います)

・GMエルウェイの契約延長交渉が進んでいるようです。どこで揉めているのか…

・FGの際にラインを飛び越えるのが禁止されました。これは危ないですし、物議を何度も醸してるので良いと思います。
一方、却下されたもののキックオフでFGポストの間を蹴ったボールが通過すればタッチバックで5ヤードのボーナスがありました。これだとフィールド中央に蹴りこむしかなく、右蹴り、左蹴りといった戦術がなくなりますね…単純にフィールドの外まで飛んだらじゃダメだったんですかね…それならタッチバックも戦略になると思うのですが…


モックドラフトを考える
 とりあえずのモックドラフトが終わりました。今回はブロンコスの7巡までのモックを考えたいと思います。


1巡
OTギャレット・ボールズ ユタ大
 年齢や過去の素行に不安はあるものの、今年のOTの中では最も先発LTに近い選手です。今年のOTの層の薄さを考えるなら彼を1巡で押さえることが、ドラフト全体の成功に繋がると思います。
他の候補
RBクリスチャン・マキャフリー、OTライアン・ラムチェック、OGフォレスト・ランプ


2巡
TEエバン・イングラム ミシシッピ大
 軽量ながらスピード溢れるレシービングTE。ミッドフィールドでのミスマッチメイカーです。大学での実績もあり、3rdダウンやエンドゾーンで良くターゲットになっていました。ブロックはコンタクトが下手なタイプではなく、軽量ゆえのパワー負けなので使い方は広がりそうです。
他の候補
DTエリジャ・クウォールス、OTアントニオ・ガルシア、RBアルビン・カマラ


3巡a
LBデューク・ライリー ルイジアナ州立大  
 非常にスピードに溢れる小型LB。プレイリードが良く、しっかりとしたアングルでキャリアーに接近し、タックルをします。パスカバーでも良いものを見せています。身体能力が高いので、これからの伸びしろにも期待できます。
他の候補
OGパット・エルフレイン、DTダルビン・トムリンソン、CBアーケロ・ウィザースプーン


3巡b
RBジョー・ミクソン オクラホマ大
 3rdダウンで活躍することの出来るRB。スピードとクイックネスに長け、一発で得点をひっくり返すだけの能力をもっている。素行に不安はあるが、ブロンコスはCEOが面談するなど異例の状況になっていて、かなり入れ込んでいる。
他の候補
TEジェラルド・エバレット、DTエディー・バンダードゥーズ、WRカーティス・サミュエル


4巡 
CBシドニー・ジョーンズ ワシントン
 アキレス腱断裂しているものの、元ドラ1候補だけにその期待は大きい。今年ウェブスターがFAで離れたブロンコスとしては4番手を探している。怪我によっては即戦力とはならないかもしれないが、来年以降を見据えるなら彼のような選手が取れる機会を逃すのはもったいないだろう。
他の候補
TEジョージ・キトル、TEジェレミー・スプリンクル、RBジェレミー・マクニコルズ


5巡
DTデボン・ゴッシュー ルイジアナ州立大
 今年6.5サックを決めた3テクDT。パワーとスピードを合わせたラッシュを得意としており、ラン守備も平均的なものを見せます。FAで獲得したザック・カーとの補完性は高く、ローテーションで使うには良い選手だろう。
他の候補
RBマーロン・マック、OGダン・オーロスキー、WRアータビアス・スコット


6巡
NTスティービー・トゥイコロバトゥー USC
 シニアボウルで活躍した巨漢NT。パスラッシャーとしても貢献することが出来ます。ベテランNTペコの後継者として活躍出来るだけの素養を持っているだろう。


7巡
 残念ながら7巡プロスペクトを予想することはしません。ここで欲しいのはデプス要員だからです。極端に言えば、この7巡3つはトレードアップの代償にしたり、来年以降の指名権を増やす動きに使うのでもありです。(というかそうするでしょう)
 マイナー校などのポテンシャルピックに使うと思われます。


 上位でLT候補、CJを補完するスキャットバック、サンダース以外のクイックネスに長けた3rdダウンターゲットを獲得しました。4巡以降でCB、DT、NTというデプス要員の拡充を行いました。これはオフェンス側に傾いていますが、今のディフェンスがピークを迎えて解体された時の骨子になるのはオフェンスだと思います。その中核となれる選手をドラフトして欲しいです。
 少なくとも、ディフェンスを建て直すのは来年以降だと僕は考えています。今年はRB、TEの層が厚く普段なら2、3年かかるオフェンス改革を1年で出来るチャンスがあります。このドラフトで上手く当てて欲しいです。(特にエルウェイの苦手な2、3巡)
 また面談情報などが出てきましたら新しいモックを組んでみたいと思います。4月に入り忙しいので確約は出来ませんが…