・ブロンコスがもらう補填ピックのうちの一つが間違っていたそうです。5巡が6巡になりました。まとめると今年のドラフト指名権は
1-28、2-59、3-92、4-133、5-143、5-164、6-203、7-250、7-251、7-252になりました。

Denver Postの記事です。ブロンコスが1巡でOTを指名しない可能性を客観的に書いています。
曰くこの4年間で指名されたOTのうち実に22人が開幕から先発LTもしくはRTとして名前を連ねていた。しかし、そのうちPFFの評価が+で終わったのはDALのタイロン・スミスとPHIのレーン・ジョンソンしかいない。ブロンコスが指名できるであろうエレック・フラワーズやT.J.クレミングスが即戦力となるとは考えにくいから指名しないことも考えられるだろう。
これだけの確率なら見送るかもしれません。成功している2人にしてもパスラッシャー大豊作の11年トップLTにOT豊作と言われた13年の全体4位です。スコフィールドもいますしどうなるでしょう?


Draftプロスペクト QB編
去年みたいに1巡候補はウィンストン、マリオタだけトップ3以降は2巡で引っかかるかどうか?という13年以来の不作年です。その上位2人にしても問題あるので何とも言えないんですけどね(^^;;


ジェイミス・ウィンストン
ハイズマンQBとして臨んだ今年はスタッツ上は平凡ながらも守備陣の活躍もありしぶとく勝ちを重ねベスト4という結果を残しました。一時はモックでマリオタに負けていたもののプロへの適応という問題から全体1位の有力候補になっています。
成績が落ちたのはケルビン・ベンジャミンがプロ入りしてレシーバーのレベルが下がったことも関係ありそうですから問題視する必要はないでしょう。
かねてから言われている素行不良と正面からのプレッシャーの対応が悪い、という2点が問題でプロ入り後の課題だと思います。


マーカス・マリオタ
一時期PHIがトレードアップして狙っているとも噂されていました。プロデイの結果、6位のNYJ指名予想が増えています。
INTが少ないのが強みで自分で走れる、投げわけることもできる。ポケットワークも悪いわけではない。のですが、高校以降からハドルを組んだことがないという生粋のカレッジスターなのでプロへの適応が心配されています。
プレイスタイルから怪我のリスク、プロへの適応、パサーとしての判断力、パスの質や精度といった課題があります。


ギャレット・グライソン
QBの4番手くらいですが彼のプロデイを1番注目していたのはブロンコスだったそうです。
地元コロラド大のQBでブロンコスのやりたいスタイルにも馴染みがあります。プレッシャーに強くギリギリまでターゲットを探すことが出来ます。最低限の足もあります。クイックリリースも悪くありません。
パスを投げるフォームに改善の余地があり、質、精度ともまだまだです。ポケットワークは悪く、判断も遅いです。1stターゲットのレシーバーをガン見する癖があります。
ポケットワーク、クウォーターバッキングに磨きがかかれば将来的な先発も望めるでしょう。プレッシャーに強いなどのアドバンテージもありますし、伸びる余地はあります。かなり本気なら3巡、4巡以降なら積極的に狙っていくかもしれません。


今年の2強はともにハイズマンQBという致命的な共通点があり、バストの臭いがします。1巡候補が2人な上に両方ともハイズマンなのでQBがニーズなところは辛いですね。
ブロンコスには控えにオスウィーラーがいますが、今年FAになりサラリーのカツカツなので放出されると予想されます。先に自分たちで選んだマニングの後継者を獲得したとしても何ら不思議ではありません。去年のNEみたいに開幕前にトレードする可能性もあります。