K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2023年03月



チーム分析
   圧倒的なOLを基礎としたランアタックは破壊的な強さでした。パサーとして一段階成長したJalen Hurtsに、WR A.J.Brown加入も大きかったですね。それだけにSBではミスが重なって負けてしまったことが悔やまれます。
   このオフはDT Javon Hargrave, FS CJGJ, LB T.J.Edwardsと守備の先発を多く失いました。それでも、Slay, Bradberryの両CBを残すことに成功するなど、最悪を避けることはできました。


Eaglesの指名予想
   SB出たチームに穴はほとんどありません。まだHurtsやWR Smithといったルーキー契約中の安い選手もいますからね。そんなPHIの課題は守備です。近年はかなり上位指名権をオフェンス側に使っている(WR Reagor, Smith, QB Hurts, OL Dickerson, Jurgen)ので、そろそろディフェンスの若い選手を増やしたいですね。
   昨年のPHI守備はDLがかなり重要でしたが、今年のDLはめぼしい選手が10位ではいないのでスルーするかもしれません。PHIは意外性のある指名を行ったり、トレードに積極的なチームだけに予想は難しいです。DLと並んでベテランが多く、かつ上位を使う価値があるのはCBです。James Bradberry, Darius Slayの両CBを残留させることに成功しましたが、彼らもトップレベルで居れるのはそう長くはありません。
   安定した先発が2枚いることで、ポテンシャルの高いCBプロスペクトの指名も可能でしょう。Devon Witherspoon, Kelee Ringoのような身体能力は高いが、まだテクニックが荒削りな選手の指名はあり得ます。10位ならばWitherspoonが人気になっていますね。


10th Pick, Devon Witherspoon, CB, illinois
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まとめ
   長らくお待たせしました。今年の10位は難しいというか、PHIのように隙の少ないチームは、ポテンシャルピックをするべきだと思っています。その方が当たった時のリターンが大きいからです。
   例年であればOT, DEなどもう少し候補がいるのですが、今年はかなり少ないです。こういう年はWRも早くなるのですが、今年のWRは層が薄いんですよね…更にPHIは3年連続でWRにドラ1を使っています。これ以上取る意味はないですね。


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・数日投稿が遅れてごめんなさい。また再開します


チーム分析  
   23年はQB Justin Fieldsを先発に据えましたが、結果の伴わないシーズンとなりました。FieldsはLamar Jacksonクラスの走れるQBなことを証明しましたが、明らかに低いパス成功率と、接戦での勝負弱さが課題として残りました。全体1位ではQBを狙うのでは?という憶測もありましたが、結果はCARとのトレードとなりました。
   FAではリーグトップのサラリーキャップ余剰を活かして、積極的な動きを見せました。しかし、高騰が止まらないDTやOL、層の薄かったDEなどのポジションには手を出さず、堅実な補強路線でしたね。FAで一気に補強することは、派手でかつ即効性がある手段です。しかし、数年後に主力がごっそりFAで抜ける弊害もあるため、CHIはドラフトを中心にチームの組み立てを狙っていると推測しています。


Bearsの指名予想
   とりあえずQBはFieldsで行くことが決まっています。そしてWRにD.J.Mooreを加えたことで、9位を使っての指名はほぼなくなりました。またFAで2枚抜きをしたLBを指名する線も薄れました。指名候補から考察をしても良いのですが、今年の上位は難しいと再三言ってきたので、ニーズの方から考えたいと思います。
   全体9位で指名したい選手は、各ポジションのプレミアムな選手or プレミアムポジションの選手になります。プレミアムポジションとは、QB, WR, LT, CB, Edgeですね。このうちQB, WRは上述の通り考えません。そうなると、LT, CB, Edgeかプレミアムな選手になります。プレミアムな選手には、DT Jalen Carterがいますが、今のCHIが素行リスクを取るとは考えにくいため、こちらは外します。
   ではLT, CB, Edgeでは優先度はどうなるでしょうか?いちばん低いのはCBですね。昨年のドラ2でKyler Gordonを指名し、エースCBにJaylon Johnsonがいます。大型のCBを好む傾向が見て取れますね。今年のCBは2巡でも良い選手を狙えるので、ニーズは下がるでしょう。そうなるとLTかEdgeですね。LTではParis Johnson Jr(Ohio State)かPeter Skoronski(Northwestern)がいます。Skoronskiはサイズ不安からストックを落としているため、指名があるならParis Johnsonでしょう。
   Edgeは1人候補を挙げたい選手がいます。Nolan Smithです。コンバインで脅威的な記録を出した選手であり、UGAで最も優れたEdgeラッシャーでした。以前にもCHIはLeonard Floydというサイズと身体能力の優れたEdgeを上位指名しています。Edgeの重要性を考えれば、サプライズ指名があるかもしれません。


9th Pick, Paris Johnson Jr, OT, Ohio State
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まとめ
   それでもNolan Smithトップ10指名の可能性は低そうです。そういうレベルの評価であれば、この時期のモックで上位にちらほら名前が出てきますからね。ただCHIは割とびっくりピックをする傾向のあるチームでもあるので、当日まで油断はできません。


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・今年の5~10位のモック結構難しいです。


チーム分析
   長年のフランチャイズQB Matt Ryanをトレードに出しました。Julio Jonesに続くチームの顔が去ったことで、明らかに再建の道に入りました。しかし、先発QBがMarcus Mariotaだったにも関わらず、前半戦は得点を取れていました。HC Arthur Smithが得意とするオフェンスが上手く機能していました。来シーズンはDesmond Ridderを先発にしていくそうです。
   オフシーズンは膨大なサラリーキャップを上手く使った印象です。派手なFAを連発するのではなく、堅実に欲しいポジションを埋めていました。それでもFAの注目選手であり、チームの泣き所だったFSにJessie Batesを迎えるなど着実に戦力強化をしています。


Falconsの指名予想
   ATLの過去のドラフトを見ていくと、2020年のA.J.Terrellを除くとずっと上位指名をオフェンス側に使っています。トップ10指名権のあった直近2年もTE Kyle Pitts, WR Drake Londonでしたので、今年は守備に使いたいですね。
   ATL守備最大の弱点はパスラッシュです。昨年はチーム全体で23サックしか出来ませんでした。パスカバーも確かに弱かったのですが、パスラッシュも弱すぎました。ここの解決が喫緊の課題ではないでしょうか?
   ドラフト候補で見ていくとDE Myles Murphyが人気でしょうか。Lucas Van Nessの名前を挙げている人もいますが、LVNは5テクDE/3テクDTだと考えているので、今回は候補から外れます。またDT Jalen Carterは再建するチームが取って良いリスクの許容範囲を超えているため、外しました。
  今年は比較的に層の厚いCBはどうなんだ?という話もあります。しかし、Christian Gonzalezの次はパスカバーに難のあるKelee RingoかDevon Witherspoonです。彼らがトップ10はさすがに過大評価です。


8th Pick, Myles Murphy, DE, Clemson
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まとめ
   先に告白すると、この指名は外れる気がします。全く自信がありません。僕自身があまりMyles Murphyを信用していないのもあります。しかしそれでも、彼のサイズとパワーはDEとして魅力的ですし、化ければCam Jordanのように長く活躍できる選手になるかもしれません。今年の上位はポテンシャルタイプが多いため、ある程度の欠点には目を瞑って指名する必要があると考えています。長所、チームニーズ、好みのバランスで指名するしかありません。
   昨日のLVのエントリーでも書きましたが、ATLも指名が難しいチームです。恐らく下げずに指名するでしょうが、誰を指名するのかはギリギリまで分からないと思います。


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