K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2020年02月



2019年のIND
 Andrew Luckの電撃引退で激震が走ったことからシーズンが始まりました。そのためJacoby Brisettと契約延長してシーズンに望みました
 リーグ戦序盤は充実した戦力で勝ち越したものの、怪我人などが出た後半戦は苦しみPOを逃しました


オフシーズン問題1 QB
 サプライズカットにJacoby Brisettの名前が出るくらいには信用されてないです。繋ぎの先発にはなりますが、将来を托せるプレイヤーではありません。モックではQB指名予想も増えています
 FAに目を向けるならTeddy Bridgewaterの名前が上がります。ランを軸にする&強固なOLを持っているのは魅力的です
 ドラフトだとトレードアップしないならJordan Love(Utah State)が有力視されています。上位何チームかにQBニーズがあるので、トレードアップも視野に入れて立ち回る必要が出てきそうです。そうなると難しいドラフトになってきそうです


オフシーズン問題2 CBのクオリティー
 IND守備は目立つプレイヤーが少ないにも関わらず堅さがあり、良いスキームを構築しています。しかし、問題点もありそれがパス守備です
 昨年2巡でRock Ya-Shinを指名しましたが、彼はNFLに適応に苦しみ、逆サイドのPierre DeSirも満足のいくパフォーマンスを披露したとは言い難いものがありました。先発失格というよりは、上を目指すならば必要といったところでしょうか
 ゾーンカバーを多く使うスキームなので、高額FAや1巡CBとは割と無縁だと思います。FAならJames Bradbury、ドラフトならBryce Hallといった選手がターゲットになりそうです。スピードとボールスキル重視で獲得しても良さそうです


まとめ
 Luck引退までSB進出候補に挙げられていたように、ポテンシャルの高いチームです。満遍なく先発の駒は揃っているので、あとはアップグレードをしていくことになりそうです。
 とりあえずQB問題をどう考えるか?で動き方が変わってきそうです


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2019年のTEN
 10月の自分に「TENはPOに出てNEとBALに勝ってCCに進出するよ」なんて言っても信じないでしょう。今年のTENは良い意味で人々の予想を裏切ってきました
 HC, OCは継続ですが、堅守を作ったDC Dean Peasは勇退となりました。QB Tannehill, RB Henryなど主力にFAもいます


オフシーズン問題1 Tannehill, Henry問題
 今年のTENの快進撃を支えたのはQB Ryan Tannehillであり、RB Derrick Henryでした。そして2人とも今年UFAです。この2人に関しては3つのパターンがあります
1、Tannehillと契約延長、Henryにタグを貼る
2、Tannehillにタグを貼り、Henryと契約延長
3、両方と契約延長する
 まず金額の話になります。Tannehillは最低でもNick Folesの4年88M以上、予想だと4年100M60M保証あたりが妥協点になると見られています。HenryはZeke Elliottの6年90MからLe'Veon Bellの4年52Mの間が落とし所になりそうです。年13〜15Mの計算ですね
 これを踏まえてリスクなどの話になります。TannehillのリスクはMIA時代に先発失格の落胤を押されたこと、2年目で対策された時に打開できるのか?という不安です。タグを貼った場合は失敗しても最低限の損切りになりますが、2年目も活躍した場合は年30M級の契約が必要になり、将来的にサラリーキャップへの影響が大きいです。
 一方のHenryはスキルフルなパワーバックという新境地に達し、また1試合30キャリーを超える耐久力があります。この代わりを見つけるのは容易なことではなく、キープは必須です。リスクはRBという消耗の激しいポジションなことです。いつ怪我をするか、パフォーマンスががくっと低下するか分からないポジションへの大金はリスクがあります。高額契約をしたRBは誰も今年のPOに出ていないという皮肉なデータもあります
 これを踏まえてTENは判断しなくてはいけません。RBに大金をかけるのか、Tannehillを信じて複数年契約を出すのか。はたまたその両方か。サラリー的には可能ですが、5年後まで考えれば悩ましい選択になりそうです


オフシーズン問題2 エッジラッシャー
 大ベテランのCameron Wakeを補強しましたが、サラリーがさすがに高くオフでのカットが濃厚となっています。CCでも脆さを露呈したように、Harold Landryの逆側を務めるOLBは欲しいです。
 前述の通り、QBとRBにお金が必要なのでFAでの補強は難しそうです。最近のエッジは必要以上に高くつきますし
 そうなるとドラフトですが、今年のドラフトはOLBタイプが不作です。1巡を使うことも覚悟しなくてはいけないでしょう。Chase Young(Ohio State), K'Lavon Chaisson(LSU)は届かない予想なので、その下を見るとYetur Gross-Matos(PSU), Anfernee Jennings, Terrell Lewis(両方ともAlabama)あたりがターゲットでしょうか


オフシーズン問題3 RT
 元全体8位のJack Conklinは素晴らしいルーキーシーズンの終わりに負った怪我で2,3年目は低調なパフォーマンスでした。しかし、4年目の今年はRTとしてトップレベルの活躍を見せたのです。
 5年目オプションは行使されていなかったのでUFAになりますが、RT最高給になるのでは?という予想があるように、価値が爆上がりしています。最近のRTはLTとほぼ同じ価値を見られていますし。年15Mほど払ってでも残したいです


まとめ
 OLB WakeとTE Walkerはキャップセーブのため解雇されそうです。2人とも怪我してシーズンを終えたので、怪我条項の内容によって変わってきますが
 今年のTENは想像以上に全てが上手く回った感じです。その反動でオフシーズンは少し悩ましい選択が増えてしまいました。勝者の特権なので仕方ないです
 とりあえずFA解禁前にくるフランチャイズタグ指定の判断に注目です

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2019年のHOU
 NEやKCに勝ったと思えばDENに負けるなど不安定さのある戦いでした。基礎力が高いのは間違いないのですが、なかなかに振れ幅の大きいシーズンでした。POではまさかの24点差を前半でひっくり返されるというショッキングな負け方でした


オフシーズン問題1 CB不足
 シーズン途中にOAKからGareon Conleyをトレードで獲得し、Vernon HargreavesをウェイバークレームするなどCBの層の薄さには危機感を持っていたことが伺えます
 Hargveavesのオプション破棄、Bradley RobyのFAで枚数が足りない状況が続きます。今年評価を高めたRobyとの再契約に動くのではないでしょうか


オフシーズン問題2 D#のインパクトプレイヤー
 グッドプレイヤーは数多くいれども、J.J.Wattを除くと試合の流れを変えれる選手がいないこと。これが今のHOU守備がぶち当たっている壁であり、SBを取るために必要なことになります。本来ならJadeveon Clowneyがそうなるはずでしたが…
 たらればの話は置いておくとして、HOUはドラフト1巡目がないので基本は2巡以降またはFAでその手のプレイヤーを取る必要があります。FAだとChris Jones(KC)が出てきたら是が非でも欲しいです。サラリーキャップには余裕ありますからね


まとめ
 GMをHC兼任になりました。Tunsilを1巡2つでトレードしてまで獲得するなどWatsonがルーキー契約であるうちにSB制覇をしたい。そういう思惑が透けて見えています
 オフェンスは怪我人がいなければ充分すぎるタレントがいます。問題はディフェンスです。Wattだって怪我がかなり増えていますし、もう10年目です。キャリアの下降線に入ってくることを考えればこれ以上頼りきるのは難しいです。クオリティーのあるプレイヤーと考えるとClowney放出はまだしも、Tyrann Mathieuと再契約しなかったのは痛手だったかもしれません
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