・我らがPat BowlenオーナーがHoF (NFL殿堂)の功労者部門にノミネートされました。2015年にアルツハイマーを患い一線からは身を引き、今年に入り悪化しているとの情報が入っています。ここ数年、早めの殿堂入りが望まれておりやっとチャンスを貰いました。来年2月の投票で70%以上の得票数を獲得すれば殿堂入りとなります。
・元DENのTE Julius Thomasが引退しました。13、14年にManningのハイパーオフェンスを担いましたが、その後も怪我があって復調できず。お疲れ様でした
・前半で17-3と圧倒。結果的に29-17で勝利しました。攻守ともに良いプレイが多かったです。
ランがダメならパスを投げればいいじゃない
この日は前半からランがあまり出ず。3ヤードを積み重ねる展開になりました。その中でドライブを優位に進めたのはKeenumのパスでした。Courtland Suttonが3回45ヤード、Demaryiusも1回13ヤード。いずれもエースCB Josh Normanから取っています。序盤はタイミングの合わなかったSandersへも2本のロングパスを通してTDまで繋げました。
光るJanovichのブロック
昨年はオフェンスのスナップが激減したFB Andy Janovichでしたが、ここまではキーブロックを連発しています。FreemanのTDラン、Sandersのエンドアラウンドでも素晴らしいブロックでTDをアシスト。今年のラン攻撃を支える選手になるでしょう。
Janovichだけではなく、先発OLは素晴らしかったです。RG McGovernが一度やられてサックされたくらいで、多くの場面でKeenumに快適な環境を提供しました。Learyの代わりにLGに入ったGarciaは昨年よりもパスプロが向上しており、控え1番手として頼れる選手になりそうです。
3rdダウンに強い守備
序盤からAdrian Petersonのランでゴリゴリされていましたが、3rdダウンは1/11(先発組だと0/7)と鉄壁を披露しました。最初の4thダウンもS Dymonte Thomasがグレートストップを見せるなど、相手に流れを渡さないプレイを見せました。
特にLGを圧倒していたAdam Gotsis、サックも記録したDemarcus Walkerの若手DLsはシーズンでも大きな戦力となってくれそうです。
ライジングスターDymonte Thomas
Will Parks、Su'a Cravensが怪我でout。JamalCarterもすでにIRと層に不安のあるS陣でしたが、3番手として起用されたDymonte Thomasがビッグプレイを何度も見せて、ロスター入りをほぼ確定させました。
Vernon Davisを即タックルで止めた4thダウン、パス失敗にした3rdダウンのプレイも見事でした。ラン守備にも積極的に絡むなどかなり目立っていました。少ないチャンスをものにする集中力、準備は素晴らしいですね。今後に注目です
まとめ
まだTDパスはないものの、ロングドライブをTDまで持っていくなどKeenumのゲームメイキングを存分に見れました。タイプの違うRBに、頼れる複数のWRと昨年とは打って変わって充実のラインナップになっています。
守備陣も期待のBradley Chubbが先発に定着し、調子の良いShane Rayが控えに回るなど昨年より上積みが出来ています。DBの層が薄いので、怪我人は心配ですが、それが無ければ今年も良い守備が見られそうです。
STはKingの素晴らしいパントに早いカバーチームで陣地取りで勝てています。McManusも安定しており、粘り強く戦えそうです。
長いシーズンに期待を持てる試合でした。まだ何があるかはわかりませんが、今年はため息をつきながら見ることが減りそうです。