K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2017年10月


・今週のinactiveはWR Sanders, ILB Davis, QB Lynch, OT Stephensonが怪我のため。DL Walker, CB Doss, RB Hendersonがポジションを考えてinactiveになりました。Shane Rayが先発、怪我で危ぶまれたWolfeも出場になりました。


無くならないミス、獅子身中の虫
   せめて前半はターンオーバーなしで!と言ったのに2ポゼ目でファンブルしかもTD。先週と同じような位置でやるなんて…その後もINT2つ献上。前半だけで3つでした。後半にINT1つ献上…はぁ


擁護できないSiemian
   今日は無理です。OLは奮闘しましたし、ランも出ました。それでもINT3つ。しかもクリティカルなやつ。全てがプレッシャーになっているのでしょう。地に足付かずにプレイしていました


ランゲーム
   出るの遅かったですが、ほぼランだけでドライブ完結させたりと100ヤード超え観れたのは嬉しいです。それだけにCharlesが…


守備最強
   あのKareem Huntに100ヤード取らせず、ランでも50ヤードとシャットアウト。Hillもほぼ消しました。Kelceだけが心残りです…
   ターンオーバー2つを奪い、自責の得点は10点ですか?相手の攻撃位置が悪ければもっとターンオーバーもあったはずです。


STの不調
   McManusはしっかり決めましが、ガンナー不信からDixonのパントが短いこと。相手が50ヤード回復するのにこちらは30ヤード…すでに20ヤード負けてりゃ陣地も悪くなるってものです
   McKensieはついにマフ。あー、うん、あり得ないから


まとめ
   前半が最悪。絶望的な入り方だった。そこから立て直したけど、Josephの訳わからんギャンブル失敗でモメンタムを手放しサヨナラ。あそこはパントでしょう
   戦犯はSTとO。5ターンオーバーもして勝てるかっていうの。守備に謝りましょう。彼らは強いブロンコスを見せてくれました
   この試合でターンオーバーレシオ-11になりました。下はCLEだけ。やばすぎますね。せめてファンブル気を付けましょうよ。FoxとKubiakの時代はほとんど無かったです。
   とりあえず、守備だけを希望にこの先もブログ続けていきます。少しずつドラフト評が増えるかもしれませんが、温かい目で見てください…
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・今週はMNFなので、試合は月曜ではなく火曜日になります。お間違えのないよう気をつけてください

・トレードの期限が迫っています。今年SBを強く狙うわけではないブロンコスは相当な好条件がない限り動かないでしょう。RTやLGは欲しいですが、代償で3〜4巡払うのは得策ではないですね

・WR Hunter Sherpeを解雇して、LBを獲得しました。先発Todd Davisがoutの予想での動きになりました。

・OT Stephensonがout。Q組がTE Green、DE Wolfe、LB Davis、WR Sandersです。このうち練習に参加したGreenとWolfeは試合出場が予想されています。


それではプレビュー
前半にターンオーバーをしない
   試合を通して0というのは、いきなり難しいです。なので、せめて前半のターンオーバーは0にしたいですね。これでやっと互角に持ち込めるかどうか。
   この2試合は前半の早い段階でのターンオーバー、FGミスで負けています。そういった自らの首を絞める行為には気をつけて欲しいです!


ショートヤードを積み重ねる
   KC守備を相手にランがいきなり出るとは考え辛いです。そうなった時に重要なのはヤードを刻んでドライブを続けることです。
   1発狙いではなく、3〜5ヤードをしっかり積み重ねて、ロスヤードせずに前進したいですね。その為にも、反則は減らしたいです。特にフォルススタート


ターンオーバーを奪う
   今年のKC攻撃はターンオーバーをしない安定さも兼備しています。 (毎年少ないんですけどね)
   これはタフなことですが、やはり守備がターンオーバーを奪えないとここ2試合のように勝つのが難しくなります。
   今の守備は優秀ですが、怖くないです。怖さを出す為にもターンオーバーは必須ですね。


STでミスをしない
   Tyreek HillというNFL随一のプレイメイカーがおり、STユニットは総じて優秀です。実際去年はやられました
   ここ2週間はSTによる失点もありました。WR Latimer、McKensieが帰ってきます。気を引き締めて直して、0ミスでHillを封じ込めたいですね。


まとめ
   相手は怪我人も帰ってきて万全。こちらは怪我人が多くて困り者。完全にアンダードッグです。だからといって簡単に負けるわけにはいきませんよね?同地区ライバルに無様な姿なんて晒せません!
   ポイントはミスをしないことでしょう。ここ2試合はミスから自滅しました。格上相手にそのような試合だったら絶対に勝てません。
   全米が見るMNFですからね、「え、DEN強くね?」そう言わせるような試合をしてもらいたいです。

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・ILBの役割に関する記事を書こうとしましたが、上手く纏まらなかったので後日にします。

・今回は1試合平均で369.1ヤード(全体9位)を獲得し、平均30.3点(リーグ1位)を獲得しているLARについて見ていきます。2年目のQB Jared Goffにも注目します


数字で見られる変化
   一つの指標としてスタッツは役に立ちます。そこで、昨年と今年でどこが変わったのか見たいと思います。
   最初に目を付くのは3rdダウン成功率です。昨年は31%(67/213)だったのが、今年は49%(48/98)と大幅に改善されています。これは全体の2位(1位はPHIの51%)で最下位だった昨年から大改善と言えるでしょう。
   またRZ(レッドゾーン、敵陣20ヤードからエンドゾーンまでを指す)で得点したドライブの回数は1試合平均4.4回でリーグトップです。16年は2.1回でリーグ最下位ですから、新体制になって大きく改善したと言えますね。


3rdダウンのカラクリ
   ラムズの距離ごとの3rdダウン成績です。手動ですし、ニーダウンや反則は抜いたので回数が少なくなっています。考慮してください  
   凄くわかりやすいです。ショートヤードは2/3くらいの確率で成功。距離が伸びると失敗。反則などでロスした場合はほぼ望みがありません。ちなみにですが、ロングになるとGoffはサック数が急増します。


ラムズのアプローチ
   まぁ簡単ですよね、Goffが長いの投げないようなオフェンスを組み立てれば良いのです。
   そのためにGurleyのランを有効に活かすためのアプローチを取っています。
    RT、両OGは生え抜き選手で、全員3巡以上で指名されています。CにはベテランのSullivan、LTにこちらもベテランWhitworthをFAで獲得。特にSullivanがこれまで素晴らしい活躍をしています。
   OL強化によってGurleyのランをアシストし、チームの根幹を為しています。
   

Goffへのアプローチ
   Goffはロングパスが苦手ですので、工夫をする必要があります。そこでGoffのパスターゲットを見ていきます。
Rober Woods 27回
Todd Gurley 27回
Cooper Kupp 27回
Sammy Watkins 18回
Tyler Higbee 14回
  
   彼らが10回以上キャッチした選手になります。ここから特徴を見ていきたいと思います。
   まずWoodsとKuppはシェアハンドが特徴のWRで、カバーが厳しくてもキャッチすることが出来ます。Gurleyはセイフティバルブ(サックされないためのターゲット)、Watkins、Higbeeはオープンになる能力が高い選手たちです。
   逆にスピードがあり、プレイメイカーになれるTavon Austinですが、オープンになれないので、ここまで8キャッチです。ランは25回。控えRBかな
   Goffは信頼できるレシーバーへパスをデリバリーしていることがわかります。


オフェンスの意図
   ランとショートパスという組み立てですが、所謂WCO (ウエストコーストオフェンス)のような横ストレッチとは異なると僕は考えています。
    Goffは大学時代 (UC Berkeley)にエアレイドと呼ばれるパスハッピー攻撃の元プレイしていました。簡単に言えば、常時4〜5人のWRを出してQBが投げ分けるというものです。ランはパスを警戒する相手の裏をかくプレイという位置付けです。
   しかし、エアレイドのようなオフェンスはBrady、Peyton Manning、RodgersレベルのQBをもってして初めてNFLで用いることが出来るオフェンスなんです。
   当然Goffはまだそのレベルではないので、エアレイドをそのままNFLに流用することは出来ません。そこでLARはアプローチを変えました。ランが出ればエアレイドのように投げ分けるオフェンスが出来るのではないかと…
   その結果が今のLARです。GurleyのランとGoffのショートパス。ロングは少なめ。ミスマッチを作り出して攻撃を創造しています。投げ分けに関してはGoffは高い評価を得ていますから、その特徴も活かせて美味しいですね。
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