・いきなり回って来たので考察。
代償はどれくらいか?
見返りによって成立が決まるのは当たり前ですが、ではどのくらいのバリューなら成立の可能性があるのか?
少なくとも3巡一つ
プロボウル3回なのに安い!と思われる方もいるかもしれないが、これは最低限マスト。今回はブロンコス側からの打診なので、最低でもこのレベルを出す気がないなら交渉も無いと思います。
根拠としては、ウォードが来年FAになることです。FA市場は実績とバリューからFSスチュワート級の4年28M程度が見込まれます。この額ですと、貰える補填ピックは4〜5巡になります。トレードするなら、それより上の3巡が最低ラインだと考えます。
選手を絡めたトレードはあるのか?
可能性は0ではないですが、ブロンコスが欲しいポジションとしては、怪我人の多いOLB、ここ数年の課題となっているTEが有力です(DLは若手の台頭があるので無いと思います)。
ここでプロボウル3回という条件が効いてきます。つまり、トレード相手には最低でもプロボウラーです。プロボウラーはチームの核であることが多いですから、選手を絡めたトレードというのは厳しいと思います。ブロンコスはロスターが充実していますから、デプス要員を絡める意味も薄いです。
現実的にあるのか
昨年までの先発でNo Fly Zoneの一角。シモンズが台頭してきており、絶対戦力では無くなっています。そして、再契約しない選手で最終年。あり得ないとは言えません。
しかし、トレードは相手を伴います。そう考えると成立は厳しいと思います。シーズン前よりも、シーズン始まってからSBを狙うチームが最後のピースとして獲得する可能性が高いと思います。
ここまで強力なセカンダリーの一角として活躍した選手にトレードの噂が出たのにはびっくりました。ここに来てシモンズが計算出来る戦力になったことが大きいです。とはいえ、簡単に売って良い戦力ではないです。開幕までに決まる可能性は低いでしょう。
ブロンコスが開幕前に主力をトレードするなんてほぼ初めてじゃないですかね?これからの動向に注目です。
以上で考察を終わります。