K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2017年06月


・トム・ブレイディ来日。パス投げる動画などを見ましたがさすがNFLのトップクラスですね。初めて合わせたWRのヘルメット正面に正確に投げ込むなんて恐ろしい能力です。

・今回から昨年活躍した選手をポジション別に紹介します。全員紹介できませんので、主観で選んだ10人になります。この選手やばかったよ!という選手がいたら教えてください


QBランキング

1、マット・ライアン(ATL)
   1位はシーズンMVPを獲得したライアン。強力なOLと多才なスキルポジションを使いこなし、SB出場を成し遂げました。鬼才カイル・シャナハンのやりたいことをここまで体現したのは流石の一言
   

2、トム・ブレイディ(NE)
   デフレゲートによる4試合出場停止はあったものの、復帰してから無類の強さを発揮。SBでは最大28点差をひっくり返すなど強靭なメンタリティーを見せました。レギュラーシーズンで例年より大人しかったので2位です。


3、アーロン・ロジャース(GB)
   シーズン序盤は昨年のDEN戦から続くイップスに悩まされたものの、克服してからは憎らしいほどに冷静で正確なパフォーマンスを披露し、鮮やかに復活しました。今のNFLでもっとも技術の高いQBでしょう。


4、ラッセル・ウィルソン(SEA)
   年々悪化するOLに足を引っ張られ、重要な試合でボロを出してしまいました。しかし、それまでは怪我を押して出場を続けチームを勝利に導きました。小柄ながら強烈なリーダーシップと闘争心を備えた真のファイターです。


5、ダク・プレスコット(DAL)
   4巡指名ながら開幕先発、そして13勝。アメリカンズチームのQBという期待値の高さをクリアしました。ルーキーとは思えない落ち着きをフィールドで披露するなど出色の出来。研究が進む2年目以降にも活躍出来れば本物でしょう


6、デレック・カー(OAK)
   落ちた名門レイダースを再びプレイオフに導いたエースQB。1年目3勝、2年目7勝から着実に成長し12勝を挙げました。W16で腓骨骨折でいち早くシーズンエンド。欠場後のチームは停滞し、その影響力の大きさが見えました。


7、アレックス・スミス(KC)
   数年前までスクランブルを連発するQBだったものの、今年は封印。タイリーク・ヒル、トラビス・ケルシーという頼れるレシーバーに支えられ、リーグ屈指のターンオーバーの少なさを誇る堅実なオフェンスをしました。POで勝てないのが玉に瑕


8、イーライ・マニング(NYG)
   OBJという飛び道具は持っていたもののここ数年は振るわなかったマニングですが、今年は活躍。ディフェンスの躍進などもありPOに返り咲きました。ターンオーバーが減り、TDは増え、投げ分けるようになりました。


9、マシュー・スタフォード(DET)
   絶対エースメガトロンを失った初めてのシーズンだったものの、序盤は好調でGBを尻目に勝ち星を重ねていました。一時はMVPの可能性があるなどそのパフォーマンスは年々上昇しています。終盤に失速したのが痛かったですね。

10、カーク・カズンズ(WAS)
   元RG3の控えが今やNFLでも有数のパッサーです。フランチャイズ指定されて臨んだ今年はチームが苦戦するなか孤軍奮闘。プレイオフは逃したもののチームを引っ張りました。空中分解をしそうなチームに早々残留を決めました。


   ハッピーパサーことドリュー・ブリーズなども考えましたが、圧倒的な個人成績と反比例するチーム成績により断念。若手QBたちも今一歩殻を破れていない印象があり断念。ランキングの下の方は迷いましたね。今年はPO常連が低迷するなどメンツが入れ替わるフレッシュな年になりました。その影響で少し新鮮なランキングになってます。
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・今回で振り返りは終わりです。

・NTカイル・ペコが足を骨折して数ヶ月離脱。キャンプの頭くらいに帰ってこれるそうです。

・2年目DTアダム・ゴトシスが膝の内視鏡手術を受けました。大きな怪我ではないようです。

・KマクマナスがRFAのテンダーにサイン。長期契約を求めてサインしていませんでしたが、期限が来たのでサインしました。今年は2.25Mでプレイ。


ST振り返り

ブランドン・マクマナス
16試合、29/34(85.3%)、PAT32/33(97%)、キックオフ79回タッチバック51回、スタート地点18.3ヤード

ライリー・ディクソン
16試合、89回平均45.7ヤード、ネット平均41.3ヤード、インサイド20ヤード28回

ケイシー・クレイター
10試合

トーマス・ギャファード
6試合

総評
   若手がベテランに勝ち、世代交代が進みました。後は成長に期待です。
   マクマナスは相変わらずの健脚を披露。しかし、40ヤード以内を数本外し、50ヤード超えはまだ安定せず。キックオフはど安定。カバーチームの成長と共にリーグでも安定したユニットだった。
   ディクソンはオフェンスの3&outのお陰で出番がたくさんありました。滞空時間はコルキットより上だったが、後半からは飛距離も出るようになり、期待に応えたシーズンだった。
   LSはスナップミスもなく。ギャファードの方が安定していなかったか。


17年シーズン展望
   マクマナスには50ヤード台の成功率を上げてトップレベルの仲間入りを目指します。元から強心臓なので後は安定感だけ。リーグ屈指のクラッチキッカーになるだけの素養はあります。
   ディクソンは滞空時間を保ったまま飛距離を伸ばすことが求められます。元からネット平均(飛距離とリターンヤードの差)は優秀ですが、さらなる成長を期待したいです。
   LSはスナップミスなければおけです。
   
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・DLの先発はウルフ、ペコと昨年のドラ2ゴトシスだそうです。FAで加入したザック・カーはNTの2番手で練習中。クリック含めて全員が増量しており、昨年崩壊したラン守備解決に向けて明るい材料が多いですね。あとはディマーカス・ウォーカーがどれほどパスラッシュでインパクトを残せるか?というところかと


S振り返り

ダリアン・スチュワート
16試合(16先発)、68タックル、6PD、3INT、1FF

T.J.ウォード
14試合(14先発)、87タックル、1サック、8PD、1INT、3FF

ジャスティン・シモンズ
13試合(3先発)、30タックル、1サック、4PD、2INT

ウィル・パークス
16試合、22タックル、3PD、1INT


総評
   ラン守備崩壊に伴いタックル数増加。ついでにパスシチュエーションでダイムパッケージ多用で4人全員がフィールドに立つなんて光景も見られました。
   スチュワートはハードヒットFSで後方を締めていました。これ以上のSはなかなかお目にかかれないですね。ドラフトでシモンズ取ったのでFAでバイバイかなーと思っていたのですが、シーズン中にめでたく契約延長。ありがとう
   ウォードは3rdダウンでLBやったりと割と自由ではなかったものの、安定感のあるタックルを披露。気迫のこもったプレイは流石ですね。彼が欠場した試合は守備が崩壊しました
   シモンズはFSで最後方やったりしてましたが、プリベントがプリベントすぎる場面が散見。来年はもっと積極性のあるプレイを見せてくれるといいです。NO戦ではリーピングブロックを披露
   パークスは開幕から出番があったものの、大きなインパクトは見られず。でもタックルは上手です。たぶんミスしてないです。ウォードとは違うSSとして差別化できるのか、それとも淘汰されて消えていくのか。注目です

17年シーズン展望
   メンツはたぶん変わらないので安泰かと思います。本当はウォードから若手にスイッチしたいのだが、それだけのクオリティのある選手を見つけるのも大変な話。契約延長したいですね…
   とりあえずパークスとシモンズには成長してもらいたいです。先発が怪我したらオワコン。というのはだいぶ不味い
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