K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2017年03月


・OAKのラスベガス移転がオーナー会議で可決はれ、ほぼ決まりました。とりあえず17年まではOAKですが、18年からの移転になるようです。新スタジアムになるのかはわかりませんが…フランチャイズ移転という大問題がこんなにポンポン起きていいんでしょうか…

・11年の労使交渉の影響でブロンコスは11年、12年のサラリーキャップに超過があったそうです。そのため、その超過分4.5Mが今期に計上されました。これで残り16.1Mだとか。あと自由に使えるのは6M程度になりました。補強があるとすればドラフト後でしょうか

・HCジョセフは改めて今の2人のQBで満足していることを明言しました。しかし、3rdQBは欲しく、これはyoung veteran(すでにNFL入りしている若手FA。だいたい25~27歳くらい)を獲得したいとのことです。恐らくですが、カットされてもロモの獲得には動かないでしょうし、ドラフト上位指名権でのQB指名もないでしょう。(シーミアンのように予想外に落ちてきたら別だとは思います)

・GMエルウェイの契約延長交渉が進んでいるようです。どこで揉めているのか…

・FGの際にラインを飛び越えるのが禁止されました。これは危ないですし、物議を何度も醸してるので良いと思います。
一方、却下されたもののキックオフでFGポストの間を蹴ったボールが通過すればタッチバックで5ヤードのボーナスがありました。これだとフィールド中央に蹴りこむしかなく、右蹴り、左蹴りといった戦術がなくなりますね…単純にフィールドの外まで飛んだらじゃダメだったんですかね…それならタッチバックも戦略になると思うのですが…


モックドラフトを考える
 とりあえずのモックドラフトが終わりました。今回はブロンコスの7巡までのモックを考えたいと思います。


1巡
OTギャレット・ボールズ ユタ大
 年齢や過去の素行に不安はあるものの、今年のOTの中では最も先発LTに近い選手です。今年のOTの層の薄さを考えるなら彼を1巡で押さえることが、ドラフト全体の成功に繋がると思います。
他の候補
RBクリスチャン・マキャフリー、OTライアン・ラムチェック、OGフォレスト・ランプ


2巡
TEエバン・イングラム ミシシッピ大
 軽量ながらスピード溢れるレシービングTE。ミッドフィールドでのミスマッチメイカーです。大学での実績もあり、3rdダウンやエンドゾーンで良くターゲットになっていました。ブロックはコンタクトが下手なタイプではなく、軽量ゆえのパワー負けなので使い方は広がりそうです。
他の候補
DTエリジャ・クウォールス、OTアントニオ・ガルシア、RBアルビン・カマラ


3巡a
LBデューク・ライリー ルイジアナ州立大  
 非常にスピードに溢れる小型LB。プレイリードが良く、しっかりとしたアングルでキャリアーに接近し、タックルをします。パスカバーでも良いものを見せています。身体能力が高いので、これからの伸びしろにも期待できます。
他の候補
OGパット・エルフレイン、DTダルビン・トムリンソン、CBアーケロ・ウィザースプーン


3巡b
RBジョー・ミクソン オクラホマ大
 3rdダウンで活躍することの出来るRB。スピードとクイックネスに長け、一発で得点をひっくり返すだけの能力をもっている。素行に不安はあるが、ブロンコスはCEOが面談するなど異例の状況になっていて、かなり入れ込んでいる。
他の候補
TEジェラルド・エバレット、DTエディー・バンダードゥーズ、WRカーティス・サミュエル


4巡 
CBシドニー・ジョーンズ ワシントン
 アキレス腱断裂しているものの、元ドラ1候補だけにその期待は大きい。今年ウェブスターがFAで離れたブロンコスとしては4番手を探している。怪我によっては即戦力とはならないかもしれないが、来年以降を見据えるなら彼のような選手が取れる機会を逃すのはもったいないだろう。
他の候補
TEジョージ・キトル、TEジェレミー・スプリンクル、RBジェレミー・マクニコルズ


5巡
DTデボン・ゴッシュー ルイジアナ州立大
 今年6.5サックを決めた3テクDT。パワーとスピードを合わせたラッシュを得意としており、ラン守備も平均的なものを見せます。FAで獲得したザック・カーとの補完性は高く、ローテーションで使うには良い選手だろう。
他の候補
RBマーロン・マック、OGダン・オーロスキー、WRアータビアス・スコット


6巡
NTスティービー・トゥイコロバトゥー USC
 シニアボウルで活躍した巨漢NT。パスラッシャーとしても貢献することが出来ます。ベテランNTペコの後継者として活躍出来るだけの素養を持っているだろう。


7巡
 残念ながら7巡プロスペクトを予想することはしません。ここで欲しいのはデプス要員だからです。極端に言えば、この7巡3つはトレードアップの代償にしたり、来年以降の指名権を増やす動きに使うのでもありです。(というかそうするでしょう)
 マイナー校などのポテンシャルピックに使うと思われます。


 上位でLT候補、CJを補完するスキャットバック、サンダース以外のクイックネスに長けた3rdダウンターゲットを獲得しました。4巡以降でCB、DT、NTというデプス要員の拡充を行いました。これはオフェンス側に傾いていますが、今のディフェンスがピークを迎えて解体された時の骨子になるのはオフェンスだと思います。その中核となれる選手をドラフトして欲しいです。
 少なくとも、ディフェンスを建て直すのは来年以降だと僕は考えています。今年はRB、TEの層が厚く普段なら2、3年かかるオフェンス改革を1年で出来るチャンスがあります。このドラフトで上手く当てて欲しいです。(特にエルウェイの苦手な2、3巡)
 また面談情報などが出てきましたら新しいモックを組んでみたいと思います。4月に入り忙しいので確約は出来ませんが…



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・スーパーボウルで盗まれたトム・ブレイディのジャージが見つかったそうです。それと同時に昨年のスーパーボウルで使用したボン・ミラーのヘルメットとスパイクも発見されたそうです。ボンちゃんは忙しくて盗まれたことに気づいていなかったとか笑

・少し調べましたが、マッコイオフェンスは3WRよりも2TEを好むようです。ということは、今年のドラフトでWR探しをするよりTE探しをするべきですね。長年のスロット問題をキャッチできるTEで補うということですね。最適解はO.J.ハワードでしょうが、そうでない場合誰に行くのか?注目ですね。

・ブロンコスのFAに動きはありません。LT問題はOTAやドラフト過ぎてからになりそうです。


プロスペクト紹介 DL編
 ここでのDLは4-3DTと3-4DLを指します。

ソロモン・トーマス スタンフォード
 爆発的な初速、強い上半身、安定したプレイが光ります。3-4DEか4-3DEとして活躍できると思います。
 テクニックに欠けている部分があります。ラン守備は平均的です。サイズがないです。
 スピードと初速は目を見張るものがあります。しかしサイズのなさ、特に体重の軽さは嫌われるかもしれません。それでも、これだけの選手は貴重だと思います。
トップ5プロスペクト


ジョナサン・アレン アラバマ
 サイズがあり、爆発的な初速、高いテクニックを兼ね揃えています。ダブルチームを止めるパワーもあります。昨年から安定した活躍をしています。
 両肩の怪我がかなり悪いとの情報が出ています。シーズン序盤からプレイ出来るかわからないとか。
 実績は充分ですが、怪我と低調なコンバインのせいで評価を落としそうです。怪我がなければ素晴らしい選手になると思います
トップ10プロスペクト
 

マリク・マクドーウェル ミシガン州立
 サイズとスピードを兼ね揃えたモンスター。スクリメイジを破壊してプレイに絡みます。腕が長く、OGに対してリーチで勝ります。相手のQBによくプレッシャーをかけます。
 パワーは普通です。速いが、基本を守ってプレイしないことがあるので穴になることがある。怪我がかなり多いです。確実に計算できる戦力になるかわかりません。
 フリークですが、そもそもフィールドに立てるのやら…怪我さえなければ…の典型例
1巡レベルプロスペクト


ケイレブ・ブラントリー フロリダ
 強力フロリダDLのNT。突進力の高いNTで、相手OLを押し込むパワーがあります。スピードもあり、ミスマッチを作れます
 捕まるとなかなかブロックを外せないです。スタートに失敗するとやる気のないプレイを見せることがあります。クイックネスはなく、単調なパスラッシュが多いです。ラン守備は平均的です。
 遅い変わりにブルラッシュの強くなったシルベスター・ウィリアムス。テクニックに向上の余地はあるが、いかんせんスピードがなさすぎる
2巡レベルプロスペクト


スティービー・トゥイコロバトゥー 南カリフォルニア
 シニアボウルで評価を上げたNT。1on1ドリルで見事な足かきのブルラッシュを披露。パワーを見せつけました。平均的なラン守備の持ち主
 2ギャップを守るほど器用ではないです。ブルラッシュ以外のバリエーションがないです。スピードは普通です
 1ギャップNTとしてならBALのブランドン・ウィリアムスのようになれるかもしれない選手です。スリーパー。4巡で取れるなら欲しい
4巡レベルプロスペクト
 

カルロス・ワトキンス クレムソン
 経験豊富で、レベルの高い試合も経験している。NTもDTもできる器用な選手。ラン守備に強く、パワーがある。
 ユニットが強力であり、その恩恵を大きく受けている。スピードはなく、パスラッシュは貧弱。テクニックに欠け、安定しない。
 評価は段々と落ちてきてますね。現状だとローテーション要員でしょう。感じとれるほどの伸びしろもなさそうですし、厳しいかもしれません。
5巡レベルプロスペクト


ダルビン・トムリンソン アラバマ
 シニアボウルで評価を上げました。アラバマの先発でNTもDTもできる。確かな技術とサイズがある。パワーがあり、ラン守備が強い。相手OLを押し込む術を知っている。
 スピードはそれほどない。一歩目の鋭さに欠ける。プレイを決めるほどのパワーやテクニックはない。先発経験は1年だけ
 昨年のロビンソン、リードのコンビのような選手で、NFLだと2ダウンプレイヤーになると思います。そこまで需要は高くないでしょうから、以外と落ちてくると思ってます。
4巡レベルプロスペクト



 DLは実はそこまで層の厚くないポジションです。長くなるので紹介しきれない選手もいますので、それはまた次の機会にしたいと思います。

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・1巡予想をしているのですが、本命はOTでしょうが、残っている選手によってはそれ以外のポジションにも行きそうです。具体的にはTEハワード、RBマキャフリー、クックなどです。TEジョクだと微妙でしょうか…

・トロイのLTアントニオ・ガルシアに興味をもっています。2巡のOTならありだと思います。3スタンスでプレイしていないのは気になりますが…


今回はEDGEです。
プロスペクト紹介 EDGD編
マイルズ・ギャレット テキサス農工
 コンバインで軒並み高い数字を残し、特に垂直跳び41インチ(104cm)を残したモンスター。大学では3年連続2桁サックを記録しました。
 特徴としては、速い、強い、鋭い。並のOTでは初速で負けてしまいます。スピードとパワーのコンボが強烈です。ラン守備は相手の戦略がギャレットのいるゾーンとホールを避ける。という時点でレベル高いです。
 ハンドテクニックは成長の余地があります。ボン・ミラーのスピンのような必殺技もないです。ラン守備もギャップを破壊してスクリメイジを支配するほどではありません。活躍にムラがあります。
 方向性こそ違うもののクラウニー以来のフリークプロスペクト。4-3、3-4どちらもDEでしょう。3スタンスでこそ活きるタイプ。ハンドテクニックやより良いブロック受けを習得すればNFL有数の選手に間違いなくなるでしょう。
トップ5プロスペクト


デレック・バーネット テネシー
 方向転換がスムーズで素早いパスラッシャーです。ハンドテクニックのレベルが高く、相手を崩してプレッシャーをかけることが出来る。全体的に技術レベルが高く、正しいメカニズムでプレイすることが出来る。
 スタートは平均的で、スピードも高くないです。スタートを読もうとしてフォルスする時があります。パワーで抑え込まれると厳しいです。
 平均的な身体能力をテクニックで補うタイプです。NFLで一定の活躍はするでしょうが、同時に天井も高くはないでしょう。4-3、3-4で柔軟に対応する選手ですので、DC変更などの煽りを受けることは少なさそうです。1巡下位でとるなら良い選手だと思います。
トップ15プロスペクト


タコ・チャールトン ミシガン
 爆発力のある一歩目と加速が特徴的なパスラッシャー。身長が高く、腕が長い。リーチでは相手OTと互角に張り合うことが出来る。サイズに見あったパワーがある。
 転換系を苦手としていて、切れ込むようなパスラッシュは苦手。身長の割には体重が軽い。3-4のOLBとしてはかなりきついが、DEとしては軽すぎて使えない。一人でプレイを決めようとする。これが、ラン守備で自分の責任を守れないことに繋がっている。総じてラン守備は苦手。ブロック受けが下手。
 4-3DEしか出来ないタイプだが、必殺技もなく荒削りの選手です。これからテクニックなどを覚えれば厄介な選手になりそう。素材は素晴らしい
1巡レベルプロスペクト


チャールズ・ハリス ミズーリ
 ラン守備のほうが良い選手です。受け方が良く、ギャップをしっかり守ります。パスラッシュは初速が良く、ブルで押し込む場面が良く見られます。比較的コンテインラッシュが多いです。 
 リアクションが良くないです。特にカウンターでやられます。ハンドテクニックは普通で、捕まると外せないです。2歩目からの加速にかけており、大外を回り切れないです。
 コナー・バーウィンに比較されるように、他のDLから逃げたQBを仕留めるタイプです。DEとしては先発2番手のポジションが一番活かせると思います。DCコロコロ変わると潰れる典型例だとも思います。
1~2巡レベルプロスペクト


ハーソン・レディック テンプル
 速くてハイモーターな選手です。フィールドを駆け回ってプレイに絡みます。器用な選手でOLBもILBも出来ます。サイズの割にはパワーがあります。
 小さくて軽いです。240lbsない(平均的な体重は250lbs)のは致命的な気がします。OTのワンパンチで上体が起きてしまいます。テクニックもさほど優れてはいないです。スピードでエッジを回るだけで引き出しがないです。このスピードにしては転換系が遅いです。腰の返しが甘いんでしょう。  
 パスラッシャーとしてはかなり荒削りですが、成長の余地はそれだけ大きいです。体や手の使い方を学んで体重を増やせばスピード系パスラッシャーとして活躍出来るとも思います。しかし、即戦力としてはあまり考えられません。現時点なら4-3OLBがベストでしょう。3-4OLBや4-3DEとして期待するのは難しいと思います
1巡レベルプロスペクト


タッカリスト・マッキンリー UCLA
 堅実なラン守備とラッシュ能力が売りです。基礎がしっかりしており、自分の責任を理解してプレイします。ラッシュではハンドテクニックがあり、相手OTを上手くいなしてサックすることが出来ます。
 転換系が良くなく、エッジを回るスピードがないです。ハンドテクニックで負けると厳しいです。パワーに秀でているわけではないので、封殺される可能性が高いです。
 体の使い方が固く、パスラッシャーとしては致命的なほど柔軟性を感じません。工夫は見られるので、指導次第では化けそうです。先輩のオディギズーワのようになる可能性もあり、3巡くらいまでスリップする可能性もある選手だと思います。
3巡レベルプロスペクト


ティム・ウィリアムス アラバマ
 純粋な3-4OLBのエッジラッシャー。スピードとテクニックのコンボで大外をまくります。DTとのスタントでインサイドに切れ込む動きも上手いです。大外をまくるラッシュは今年のドラフトで一番でしょう。
 ラン守備が安定しないです。パワー負けする場面も見られます。大外まくる以外のバリエーションがないです。これを無力化されると手詰まりになります。マリファナ検査で何度も引っ掛かっている問題児です。
 3rdダウン要員としてすぐにでも活躍出来ると思いますが、試合に出れない可能性も大きくはらんでいます。これだけの実力があるのにローテ要員で先発ではない事実も気になります。
3巡レベルプロスペクト


ライアン・アンダーソン アラバマ
 アラバマでここ2年間先発した経験があります。上半身のパワーが高く、ブロック受けが得意です。プレイ判断力が高く、正しいリアクションを取ることが出来ます。ブルラッシュが得意です。
 コンスタントなパスラッシャーではないです。スピードと運動能力は平凡であり、このポジションとしては物足りないです。腕が短く、リーチで負けます。
 3-4OLBよりは4-3SLBとして活躍しそうです。ラン守備は能力が高く、即戦力になりそうです。
3巡レベルプロスペクト


 3-4OLBと4-3DEをまとめて紹介したので人数が多くなりましたが、今年はこのポジションは豊作だと思います。パスラッシャーが欲しいなら指名を考えるのもありでしょう。


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