K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2016年07月


・情報漏れすぎてすでに自分の中では終わっていた案件でした。6年114.5M、70M保証で決着がつきましたが、高くなりましたね。詳しく見ていきましょう


流れ
   まず6/15までの決着を目指しており、この時点で6年114.5Mはオファーされていました。しかし、保証は39.8Mだけであり交渉は決裂してしまいました。
   次に60M保証にしてオファーするも、その前にPHIがフレッチャー・コックスと
62M保証の契約をしており、最高額を求めたミラー側はこれをまたも蹴りました。
   そして7/14に6年114.5M、70M保証で決着にいたりました。


エルウェイの敗北
   エルウェイが3月に独占フランチャイズタグを使った時点でボン・ミラーをどのような手段でもってしても引き止めようとしているのはわかっていました。しかし、ミラーが金を求めていたことがわかると、保証額を下げてリスクを減らそうとしました。これが全ての失敗の原因です
   契約したいけれども、金を渋る。SBでの活躍もあり立場の上だったミラー側が飲むはずもなく、こじれる原因となってしまいました。
   このミスで1ヶ月程度、交渉が断絶し、その間にコックスの契約延長があり、さらに要求する保証額が跳ね上がりました。最初から60M保証だったらとっくに契約延長していたでしょう。
   結果的に契約延長が成されたものの、終始後手に回りました。エルウェイが態度を一貫できなかったことが大きな原因です。これでフランチャイズ選手のトレーニング参加が3年連続で遅くなりました。ボン・ミラーはWeek4くらいにならないとエンジンがかからない気がします。


ボン・ミラーに求められるもの
   年間10サックはマストです。ミラー側が求めていた64Mから6Mも上乗せして延長してきたということは、エルウェイがプレッシャーをかけたのだと感じています。「君の要求より多いのだから、しっかり働いてね^^」ということかなと思いました。
   ミラーが金だけもらって怠慢プレイをすることは許さないとともに、まだSB制覇(連覇かもしれません)を狙っているのでしょう。チーム状態はわかりませんが、新戦力の活躍次第では実現可能かもしれません。


まとめ
   ミラーとの契約が成功し、あとはサンダースだけになりました。スチュワートもして欲しいものの、来年のドラフトは豊作であること、キャップがカツカツなことを考えると厳しいかもしれません。それでも、2、3年後に再びSBを狙える人員を確保した。この一点では評価できます。(高い勉強代でしたけど)


もう一回SBを制覇してダイナスティを宣言することが出来るかもしれません。ドラフト出身の安い選手も増えており、チームとしての安定感が増しているのも大きいです。契約延長までに問題があったものの、結果的に成功したので、今年のオフは勝ち組です。
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・これ書き始めたのボンちゃんの契約延長前…


ランキング
それではQB編いきます。


1、Tom Brady New England Patriots
 歴史的な守備をしたブロンコスから18点取り、ST次第では勝利もあったというのがもっとも恐ろしいことです。勝利への執念、不屈の闘志にメンタルを兼ね揃えたレジェンドですね。何より自分の力だけでチームに勝利を持ってこれるというのは恐ろしいところ。
 ディープよりもミドルからショートでフリーになったWRに恐ろしいタイミングと精度でパスをヒットしていきます。簡単に3rdダウンを更新する姿はさすがの一言。ときたま来る鈍足スクランブルと3rd&インチで来る必殺のスニークも注目


2、Cam Newton Carolina Panthars
 昨年はランパス合わせて50TDを記録し、チームの15勝に貢献、SB出場まで果たしました。しかし、そのSBで本来の力を発揮できず、また精神的に未熟なところを見せてしまいました。そのための2位になります。
 まじのスーパーマン。耐久力だけならNFLトップでしょう。交通事故の2週間後に試合出てLBふっとばすのは彼くらいです。また強肩であり、ロングの精度は脅威的です(DENにもっとも有効だった戦術も実はこれ)。最近はポケットを出てからもターゲットを探すなどモバイルQBからの進化を遂げています。3年以内にSB勝つでしょう


3、Russell Wilson Seattle Seahawks
 管理人の予想通り、世代交代に失敗していた守備陣は人が欠けると上手く機能せず。さらにリンチもいなかったので「あぁ、SEAも終わりか」と勝手に思っていました。そしたら、途中から勝ち始めてPO出場。それを牽引したのがウィルソンでした。
 非常に稀有なチームを勝たせることが出来るQBです。周りのタレント力を上昇させる力は素晴らしいものがあります。スクランブルしながらターゲットを探す上手さ、ディフェンスとの間合いの取り方は一級品です。


4、Carson Palmar Arizona Cardinals
 ACL断裂で離脱した前のシーズンの鬱憤を晴らすかのようなパス攻勢でチームのオフェンスを牽引、13勝を挙げました。POのCAR戦での乱調が残念であり、超一流ではないことを示していると思います。
 大きな特徴はないものの、丁寧なパスを長短絡めて組み立てます。絶対エースのフィッツジェラルドを除くと投げわけているのが目立ちます。メンタルは強いほうで、追い込まれても諦めません。好不調の波が激しいのが残念


5、Ben Roethlisberger Pittsburgh Steelers
 アントニオ・ブラウンとのリーグ最強タンデムを駆使して今年も勝ち上がってきました。運も見方したことがあったとはいえ、終盤での逆転劇を演出する能力はさすがSB勝ったQBですね。 
 とりあえず困った時のブラウン。そして覚醒したブライアントを中心として投げ分けていました。途中でベルが離脱するもOLとブラウンに支えられてました。しかし、さすがにブラウンがいないと勝ちきれず。   


6、Andy Dalton Cincinnati Bengals
 昨年は怪我で離脱するまでキャリアハイの活躍であり、CINの連勝に貢献していました。4Qでの逆転劇を演出するなどさすがでした。怪我でPOを欠場したことが悔やまれます。
 グリーンを中心に、ジョーンズ、サヌー、アイファートというデカイ選手たちに投げ込んでいました。特にグリーンとのホットラインは要注意です。サヌーとジョーンズはFAでいなくなったものの、今年一番のシェアハンドであるタイラー・ボイドを獲得。来年も活躍しそうです。


7、Aaron Rodgers Green Bay Packers
 2度のヘイルメリー成功があったものの、全体的に見れば不満が残りました。何よりネルソン離脱の影響を受けており、周りの力を挙げて勝たせるQBではなかったことが最大の失望でした。
 精密なコントロールで投げ分け、巧みなポケットワークで時間を稼ぐQBですが、ネルソンがいないとその投げ分けが上手くいかず。DEN戦でわずか77ヤードしか投げれなかったことは記憶に新しいです。INTを避けてリスク管理に拘りすぎていました。


8、Blake Bortles Jacksonville Jaguars
 昨年はTDが前年より倍増し、追い詰められてからの反撃も良くなるなどシーズンを通して更に成長していました。特にエースWRのアレン・ロビンソンとのホットラインはかなりの脅威です。
 Pick6も多いが、怯まずに投げ込む度胸と一発でひっくり返す爆発力があります。ポケットワークがかなり改善され、上手くステップアップできています。まだターゲットを長く見る場面が目立ちます。耐久力は高く、モビリティもあります。


9、Derek Carr Oakland Raiders  
 一昨年3勝から7勝と勝ち星を増やしてきました。やっぱりWRって大事ですね。プレッシャーに強く諦めない姿勢はよかったものの、まだ未熟な部分も見られていました。ボートルズと比較するとまだ上品なプレイが目立ちました。殻を破れるか
 丁寧な投げ分けと精度の高いショートパスを併用しています。ポケットワークは素晴らしく、スクランブルの判断や捕まらないすべに長けています。ディフェンスも良く見えていますね。あとはどれだけ1つ1つの動きを良くしていけるかでしょう


10、Kirk Cousins Washington Redskins
 まさか9勝もしてPOに行くなんて思いませんでした。メンタルが強くなり、終盤でやらかす病気(通称ロモる)を克服してきました。それでもGBとの試合には勝てず。ここらへんは経験値の差でしょう。
 本来はショートパスで丁寧に進むオフェンスなのですが、昨年はガーソーンの不振もあり、奥のデショーンを使う場面も目立ちました。またRBマット・ジョーンズの爆発力にも助けられていました。今年はドットソン加えて何をするんですかね



 この手のランキングの常連である、マニング、ラックがいないとここまで難産になるんですね…怪我をしたフラッコやロモ、成績不振のブリーズと実力者が評価を落としていたのも大きいです。
 それでもニュートン、ウィルソンという次世代のスター候補が台頭してきました。ここに誰が続くのか?これは注目です。
うちのリンチでしょうね(*´・ω・`)b
 QBの価値が高くなりすぎている現状だからこそ、彼らを上手く見つけて、上手く契約するのも大事になりそうです。
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・ボンちゃんのデッドラインまであと1週間。決まることを祈るばかり  

・サンダースとの契約はまとまらず。しかし、彼はシーズン中の契約延長ありますから。まだ焦る時ではない 

・そんなことより気になるのはタリブのこと。出場できますか?出来ないならカットして来年のドラ1もあると思っています。IowaのDesmond Kingとか

・Top100にブロンコスからは7人選ばれました。見ていてやっぱりDTは評価されにくいと感じました。去年のウルフは凄かった。来年に期待します   



WRランキング
昨年限定ですよ。WR大暴れの年でしたから判断が素晴らしく難しいです。


1、Julio Jones Atlanta Falcons
 136キャッチに1871ヤード超えでした。TDこそ8つと二桁に届かなかったものの、クラッチなキャッチを連発し、マット・ライアンのボールを捕り続けました。他に有力なWRがいなかったなかで戦術フリオが年間を通して脅威になっていました。その姿はカルビン・ジョンソンを彷彿させ、一皮剥けた印象です。
 プレイスタイルとしては足の速さ、跳躍力などフィジカルに目がいきますが、際どいボールを体勢が崩れてもキャッチする集中力が特に光っていました。QBとの連携の高さも光りました。


2、DeAndre Hopkins Houston Texans
 スタッツでは後述のブラウンに劣るものの、QBが4、5人変わりながらも安定した活躍を見せました。アンドレ・ジョンソンが抜けた後のシーズンでしたが、立派にエースを勤め上げ、勝利に貢献していました。チームを引っ張る姿を見せるなど若いながらもリーダーの自覚を見せていました。
 ホプキンスはアジャスト能力が高く、補給範囲の広さが特徴です。そのためQBが変わってもキャッチ数を落とすことがなかったです。ルートランの良さ、足を残す技術など競り合いに強かったです。


3、Antonio Brown Pittsburgh Steelers
 ここ数年最強のWRの名を欲しいままにしている当代最強のスロット。2年間TDパスを通されていなかったクリス・ハリスから189ヤード2TDを決めたといえばその凄さがわかるでしょう。とにかくアンストッパブルでした。それでも毎年凄いので感覚マヒしてこの順位です。慣れとは怖いものです。
 視野が広く、ブロッカーの使い方が上手く、スピードとクイックネスで相手を翻弄するRACに優れたWRです。頻繁にコースを変えるのでディフェンスは捉えるのが難しいですね。また高い技術があり、ボールを残すことに優れており、高い努力のあとが見られます。


4、Odell Beckham Jr New York Giants
 ワンハンドキャッチでNFLに気に入られましたが、それに見あった活躍もしっかりしており、ただの一発屋との違いを示しています。昨年はルーキーシーズンのインパクトそのままに駆け抜けました。恐ろしかったですね。ただ、精神的には未熟すぎるのでこれからに注目です
 ワンハンドキャッチをはじめとしたキャッチ力の高さ、足の速さに目がいきますが、ルートランの上手さが一番光ります。彼は平均ヤードが高いのですが、これは上手くオープンでキャッチしていることも関係しています。それにあのキャッチ力ですから、それは凄いですよね


5、Allen Robinson Jacksonville Jaguars
 ボートルズ躍進の原動力にして、昨年大ブレイクをしたJAXのエース。ルートランの巧みさ、奥の脅威、高い補給力などフィールドを縦横無尽に引っ掻きまわしていました。JAXが接戦を演じていたのも彼のお陰でしょう
 足が速いわけではないですが、巧みなルートランとフェイクでディープの脅威になっていました。ボートルズのメインターゲットとしてタフなシチュエーションでしっかり結果を残すなど強力なホットラインを形成していました。


6、Jarvis Landry Miami Dolphins
 昨年ひっそりと100キャッチを超えた若手スロットのホープ。エースRBラマー・ミラーの不振の影響もあり、MIA唯一のウェポンとなっていました。LSU時代はベッカムとのダブルエースでした。
 タイプしてはブラウンとほぼ同じですが、彼のほうがワンハンドキャッチなど魅せるプレイが多いですね。QBのせいもありますが、まだTDも多くないので、これからに注目です。ただ、スロットはウェルカー、ブラウンと比較されるので大変です…


7、Emmanuel Sanders Denver Broncos
 今の契約延長したWRの中では一番お得だったのではないでしょうか?クラッチキャッチが多く、困った時に高い確率で投げられるなどエースとして攻撃を牽引していました。
 10~20ヤードで最も威力を発揮するクイックネス系アウトサイドWR。補給力が高く、ダイブすることも厭わないハードワーカーで常にディープの脅威があります。RZでの決定力に欠けるのが欠点


8、Larry Fitzgerald Arizona Cardinals
 言わずと知れた元100Mレシーバー。昨年は全盛期に近いパフォーマンスを披露するなどエースとしての面目躍如でした。CIN戦やPOのGB戦などここ一番でのキャッチ力の高さはさすがでした。
 昔はスロットでしたが、今はアウトサイドにも入る万能型になりました。体格やスピードを活かして相手とのミスマッチを作り出し、確かなキャッチ力で捕れる球をとっていきます。フェイクが上手く、相手を釣ってオープンになる技術が高いです。


9、Sammy Watkins Buffalo Bills
 QBが固定された昨年はひっそりとでしたが、ブレイクアウトしました。スピードを活かしたディープだけでなく、緩急を活かしたルートランでリーヴィスを手玉に取るなど成長した姿を見せつけました。  
 スピードが最大の特徴であり、それを活かしたRACに秀でています。落差の激しい緩急によってカバーを振り切る能力やボールの落下点を早くから認識し、対応する天性の才能があります。あとはチームを勝利に導くプレイが出来るかでしょう 


10、Doug Baldwin Seattle Seahawks
 決して個人の才能が素晴らしいというわけではないものの、ウィルソンとのホットラインとOCのスペースメイキングにより終盤にTDを量産しました。NFL記録を作るホットラインはなかなかです。
 クイックネスと補給力があります。ウィルソンとの阿吽の呼吸でキャッチをしているので他チームで通用はしないでしょう。(ずっとSEAでしょうけど)対策を立てられるPOや本当に大事な試合では消えるなどエースとしてはムラっ気があります。ボールを捕った後の脅威が少ないのも欠点です


独断と偏見ですので、スタッツはあまり重視していないです。(NYJのBrandon MarshallとかDENのDemariyus Thomasとか)
昨年のインパクトとチームへの貢献度を加味したのですが、上のレベルが化物すぎて下が見劣りしてしまいますね…

今シーズン活躍しそうな選手を何人か挙げて終わりにしたいと思います。


Devante Parker Miami Dolphins
Tavon Austin Los Angels Rams
Sterling Shepard New York Giants
Nelson Agholar Philadelphia Eagles

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