・情報漏れすぎてすでに自分の中では終わっていた案件でした。6年114.5M、70M保証で決着がつきましたが、高くなりましたね。詳しく見ていきましょう
流れ
まず6/15までの決着を目指しており、この時点で6年114.5Mはオファーされていました。しかし、保証は39.8Mだけであり交渉は決裂してしまいました。
次に60M保証にしてオファーするも、その前にPHIがフレッチャー・コックスと
62M保証の契約をしており、最高額を求めたミラー側はこれをまたも蹴りました。
そして7/14に6年114.5M、70M保証で決着にいたりました。
エルウェイの敗北
エルウェイが3月に独占フランチャイズタグを使った時点でボン・ミラーをどのような手段でもってしても引き止めようとしているのはわかっていました。しかし、ミラーが金を求めていたことがわかると、保証額を下げてリスクを減らそうとしました。これが全ての失敗の原因です
契約したいけれども、金を渋る。SBでの活躍もあり立場の上だったミラー側が飲むはずもなく、こじれる原因となってしまいました。
このミスで1ヶ月程度、交渉が断絶し、その間にコックスの契約延長があり、さらに要求する保証額が跳ね上がりました。最初から60M保証だったらとっくに契約延長していたでしょう。
結果的に契約延長が成されたものの、終始後手に回りました。エルウェイが態度を一貫できなかったことが大きな原因です。これでフランチャイズ選手のトレーニング参加が3年連続で遅くなりました。ボン・ミラーはWeek4くらいにならないとエンジンがかからない気がします。
ボン・ミラーに求められるもの
年間10サックはマストです。ミラー側が求めていた64Mから6Mも上乗せして延長してきたということは、エルウェイがプレッシャーをかけたのだと感じています。「君の要求より多いのだから、しっかり働いてね^^」ということかなと思いました。
ミラーが金だけもらって怠慢プレイをすることは許さないとともに、まだSB制覇(連覇かもしれません)を狙っているのでしょう。チーム状態はわかりませんが、新戦力の活躍次第では実現可能かもしれません。
まとめ
ミラーとの契約が成功し、あとはサンダースだけになりました。スチュワートもして欲しいものの、来年のドラフトは豊作であること、キャップがカツカツなことを考えると厳しいかもしれません。それでも、2、3年後に再びSBを狙える人員を確保した。この一点では評価できます。(高い勉強代でしたけど)
もう一回SBを制覇してダイナスティを宣言することが出来るかもしれません。ドラフト出身の安い選手も増えており、チームとしての安定感が増しているのも大きいです。契約延長までに問題があったものの、結果的に成功したので、今年のオフは勝ち組です。