K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2016年01月



・ボンちゃんが守備選手最高額を望んでいるらしいです。現在の最高額はMIAがダムコング・スーと結んだ6年114M、60Mを超える保証です。さすがにこのレベルはないでしょうからFA市場に出る前にKCのヒューストン級の6年101Mくらいに落ち着くと思います。
現実的なところを言うとタグ貼ります


・CARはジャレッド・アレンが出てくるそうで、トーマス・デイビスも出てくる気満々です。こちらもスチュワート、T.J共に出るつもりです。お互いベストメンバーで臨むことになりそうですが、まだ油断は禁物ですね


・ドラフトのトップLBプロスペクトと言われているNDのジェイロン・スミスが開幕に間に合うと発表しました
しかし怪我したのが1月、しかも嫌な形の接触でしたしACLだけでなくLCL(外側側副じん帯)も断裂しています。同程度の怪我をしたARIのタイラン・マシューは復帰しても本来の動きに戻るのに1年かかりました。骨折付きですが靭帯2本やったSFのナバーロ・ボウマンも1年棒に振りました。MINのピーターソンという例外はいます(12月に断裂して翌年の開幕戦からフル出場で2000ヤードラッシュ)が、普通に考えて1年目の活躍は期待できません。ただ、キャリアエンド級ではなかったのでブロンコスが指名する可能性も出てきました



ちょっとだけドラフトのお話を

今年のブロンコスのニーズは
QB、控えRB、スロットWR、C/OG、DE、ILB、FS、P、4番手CBといったあたりになります。
この数年はFAは再契約を中心になるのでドラフトまでの変化が読めませんが、ドラフトの上位ニーズになりそうなポジションとしてはQB、WR、DE、ILB、FSといったところになると思います


QB
カーソン・ウェンツが評価爆上げでTop10
、評価の落ちないジャレッド・ゴフということで上位指名の芽はほぼ潰えました。
それでも取りに行くとしたら30位まで落ちてきた場合のPaxton Lynch(Memphis)だと思います。エルウェイの好きな大型パサーであり、タッチは悪いもののコントロールはそこまで酷くありませんし、球離れも良いです。プレイメイカーでもありOsの上位互換と言える存在です。不作の今年では落ちてくる気配はありません…


RB
RBに上位を使うならEzekiel Eliot(Ohio State)だけでしょう。フィジカルでセカンドエフォートに強く、ホールを抜けてからの加速力を持った大型RBです。ゾーン適正もあり、パスキャッチもでき、パスプロも上手いコンプリートパッケージです。こちらも人気なのでまず届きません


WR
3日目で充分ですが、それでもこの2人なら取っても良いと思うのはJosh Doctson (TCU)とTyler Boyd(Pittsburgh)です。
Doctsonはサイズがあり跳躍力もある選手で多少の荒れ球を取る技術があります。器用でアウトサイドだけでなくインサイドのルートを走ることも出来るでしょう。怪我の影響で評価が落ちているので狙い目です
Boydも元はTop15だったのですが、DUIで逮捕されたため評価を落としました。それでも今回のスロットとしてはトップの評価を受けております。大柄なサイズとスピード、ミラクルなハンドスキルを持っております。
両者ともここ2シーズンは素行の問題やコンバインの結果で落ちてきた選手を取っているブロンコスのターゲットに充分当てはまります


C/OG
個人的な嗜好としてはVadal Alexsander (LSU)、Eric Gallo(VT)、Ryan Kelly (BAMA)となります。
Alexsanderは去年のLa'el Collinsと同等の能力を持っており、ランブロの強烈な大型OGです。ゾーンへの適性も高いですね
GalloとKellyは2巡で残っていればスティールとなる選手です。テクニックに長けておりセカンドレベルに上がるスピードも持っています。ランブロも素晴らしいですが、パスプロも良くヘルプも上手い選手です。


DE
Jonathan AllenもLewis Nealも出てこなく、ブロンコスの好みと合う選手が少ないですが、サイズや人気などを考えるとSheldon Day (ND)が欲しいです。常時ダブル、トリプルチームを受けておりますがそれらをかわしてプレイに絡むことができます。コンテインや判断力に課題があるものの、そのリーダーシップやキャラクターは良い選手です。かなりアンダーレイトですが、3-4DEとしてはブロンコスの好みと合致しております。


ILB
落ちてきた場合のJaylon Smith(ND)でしょう。他の1巡予想選手はまず取れないでしょう。


FS
3巡でCarl Joseph(WVU)、Eddie Jackson (BAMA)はありだと思います。両者ともにプレイメイカーでありますが、タイプは異なります。
JosephはClazy8というニックネームの通り最高峰から凄いスピードで飛んでくるタックルが特徴です。サイズはないもののオープンフィールドでのタックル精度はT.J並であり、5INTを奪ったゾーンカバーはT.Jより上です。
JacksonはCBからFSに転向しました。正確なタックルと判断の速いゾーンカバー、高いハンドスキルにTEをマンツーマンでカバーすることも出来ます。
ブルートン、ボールデンより高いスキルを持っており、来年T.JとスチュワートがFAになることを考えると3巡での指名は充分に考えられます


これはあくまでも予想ですが、今年はモックが読みづらく予想も中々上手くいきません。(QB、OTの鉄板が不作なため)
オーバーレイトの選手も多いですが、ブロンコスはアンダーレイト、落ちてきた選手を取っていきたいです
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・こんなコラムがあったらいいなーと思ったのですが、せっかくブログがあるので素人の付け焼き刃的な知識ながら勝手に分析したいと思います。(間違っていても悪しからず)



1、サックではなくポケット潰し
  アウトサイドからウェアとミラーが飛んでくるのがクローズアップされていましたが、それよりもポケットが潰れてステップアップ出来なかったことがブレイディを苦しめたと思います。ご存知の通りブレイディは平均2秒という超高速リリースですが、ステップアップしたパスの精度は特に高く危険なプレイになる可能性が高い選手です。インサイドがポケットを潰すことで逃げる余地を奪いました


2、ボン・ミラーとディマーカス・ウェア
  彼らがアウトサイドから飛んでくる速度はおかしかったです。2人合わせて3サックですがそれ以上の脅威でした。特筆すべきは普通ならスピンやフェイクなどの駆け引きがありますが、速度を重視したのか大外をスピードで回る、それがダメならブルラッシュで押し込む、この2つしかほとんど使っていなかったのにこれだけの働きをした点にあります


3、ブレイディが読めないカバレッジ
ブレイディはマニングほどではありませんがプレリードの上手い選手です。そのブレイディが投げあぐねるシーンが目立ちました。マンカバーとゾーンカバーを併用しているのですが、誰がどこのゾーンなのか理解出来ていなかったのでしょう。下手に投げれずバウンドさせるようなボールを何度も放っていました


4、乗りに乗った白熊のコール
  前半は乗りに乗っており、悉く相手に読み勝っていました。その集大成はミラーのINTで、3rdダウンの明らかなパスシチュエーションにも関わらずエースラッシャーにドロップバックさせる。中々コールできるものではありませんし、それ故にブレイディも予想していなかったと思います。老獪な技でした


5、起点を作ったラン守備
  相手の手札を減らすほど守備は強くなっていくのですが、その最初としてランを止めることが挙げられます。ブロンコスにはT.J、トレバサン、ウルフというランに強い選手が3人おり彼らの正確なタックルと早い判断によってブロンコスはランを止め続けました。ランが無いという状況はよりアグレッシブになる下地になります


6、ミスをしなかったということ
  NEはRACによるゲインの多いチームです。その前段階である投げさせない、ということを多くの場面でやった訳ですが、それ以外の場面ではすぐ倒すということを徹底していました。これは1人目が仕留められなくてもすぐに2人目、3人目と集まってタックルしたことも大きいです。エデルマンの4thダウンストップの例を見ればわかると思います
それだけでなく、先週に多く見られたカバーミスも今回は鳴りを潜めていました
。各々の役割をちゃんと認識して実行する、あの複雑な守備で出来るのは素晴らしいですね(最終盤で危ない場面ありましたけどね)


7、大事な場面での粘り
今シーズンずっと言えることなのですが、4Q入ってからの粘りはさすがでした。NEがRZで2度のギャンブル失敗(3回目でコンバートしましたが、それも4thダウン)というらしくない光景が見られました。これ以外にも3rdコンバージョンは20%にも満たず、常にディフェンスが主導権を握っていました。ここ一番での集中力の高さは筆舌に尽くしがたいです



ターンオーバーを量産したり、相手に何もさせないというディフェンスではありませんが、大事な場面でしっかり粘れるタフなディフェンスだと思います。彼らはプライドがあり、その為に準備と努力を一切怠りません。
次はニュートン率いるCARです。現在絶好調の彼らですが、付け入る隙はあるでしょう。この2週間の準備がどのような結果になるのか楽しみであります
それにSBです。2年前の大惨敗を目の前で見ていた選手も多いです。マニングは不甲斐ないプレイの雪辱を誓うでしょう、ミラーとハリスは怪我してプレイ出来なかった自分を悔やんだでしょう。特別な思いがあると思います。それらを全てぶつけて最高の結果をとって欲しいと思います
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・SBはDENとCARになりました。11年全体1位、2位持ってたチーム同士の対決となりました

・ブロンコスはアンダードッグ予想ですが、これでCARが調子に乗ってミスしてくれればいいんですけど、HC的にないですよね。正面から倒すしかないですね



オフェンス
マニングが素晴らしく、あんなに動けたのか!とびっくりしました。12ヤードスクランブルとかDEN来てから2回目くらいですwいつもは倒れるサックも逃げて粘ったりと執念を見せましたね。1stドライブの多彩な引き出しはさすがです。もう少しコミュニケーションが良くなればもっとよくなりそうです。プレリードも良かったですね
ランは相手が警戒していたので出ませんでしたが、それでも計100ヤードは超えました。C.Jの30ヤードはOLの働きが良かったです。ブーツで相手を引っ掛けたりと最低限の仕事はしました。ただ、ヒルマンのロストは頂けません。ボールの確保くらいはしましょう
WRはサンダースが前半で素晴らしいキャッチを2つ見せました。3rdダウンでラティマーが難しい球をキャッチしたりと要所要所で見せました。累計200ヤードもいかなかったので目立つことはありませんでした
TEはダニエルズが素晴らしかったです。2TDキャッチで見せたフェイク上手いですね。その他にもブロッキングで活躍がありました
OLはLGマシス、Cパラディスのパスプロが安定しませんでした。逆にRTスコフはパスプロが良くなっており、前回がまぐれじゃないのを証明しました。ジョーンズに勝つのは期待してませんでしたからなおさらです。RGバスケスはC.Jのロングゲインでナイスなプルアウトを見せました。ああいうプレイは得意ですね
オフェンスは終盤は手を隠したようで、なかなか進みませんでしたね。キューブにマニングが合わさると恐ろしいです。次はランを出すことも含めて出し惜しみしないでしょう。マニングがCARの守備をいかに読み解くのか注目です


ディフェンス
DL凄かったです。マリク、ウルフ、ミラー、ウェアだけで終始プレッシャーをかけました。ブレイディは23ヒットだそうで、約半分のプレイでヒットされていたことになります。ブレイディじゃなかったらあと5つはサックしていたでしょう
ミラーはその価値を結果としても証明しましたね。2.5サックに1INT。ブレイディが逃げる時間なく、ターゲットを見る余裕もなかったですね。ウェアもブラインドサイドから襲いかかり、控え陣もポケットを潰していました
ILBはトレバサンが良かったです。上手いカバーにパシュート、ブリッツに正確なタックルでアンダーニースからミドルを締めました。マーシャルが怪我でいなかった時間でも大崩れしなかった要因となりました
T.Jはグロンコにカバーにラン守備と良い活躍でした。スチュワートはごっつぁんでしたがINT、トレバサンも反応していましたね。今回は途中から出ずっぱりだったケオでしょう。アンネセこそありましたが、気迫のこもったプレイにグロンコのカバー。最後はオンサイドリカバーまでやりました。ミス出来ない時間帯で相当なプレッシャーでしょうが、ミスをしなかったことに価値があります
CBはグレートです。エデルマン、アメンドーラがほぼ何も出来ず。タイトカバーできっちりとマークをしました。ウェブスターがアメンドーラからボールを掻き出しました。最初の4thダウンでハリスは残ってエデルマンを止めました。ブレイディが投げあぐねる状況も多かったです
久々にドミネイトしましたね。相手がブレイディじゃなかったらこんなに失点していません。さすが


ST
ゴスタコウスキーがPATを外したのに対して52ヤードFGを含む4本のキックをマクマナスは成功させました。Kの差が勝敗に直結しました
Pもコルキットが飛ばしすぎてガンナーが追いつかない場面がありましたが、カバーチームがなんとか抑えました。ラティマーがガンナーとして優秀でしたね、ウェブスターもギリギリでボールを残す活躍でした


グロンコにやられはしたものの、数字以上にドミネイトしましたね
4thダウン1でスクランブルに行かないNE、ゴスタコウスキーがPATを外すなどチグハグした印象もあり、ベリチックでもミスするのかと思いました
最初のドライブでTDを取れたことは大きかったですし、4Qに持ち前の強さを発揮したのもさすがです。これをSBでも出来るかどうか、ニュートンをどうするのか、キークリーは?といった問題はありますが今は勝利を喜びましょう




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