・その名はウェイド・フィリップス。20年近く前のブロンコスのHC(パパシャニーへの繋ぎとかも言われてる)で最近だと11〜13年のHOUのDCですからキュービアック人材だと思います。気になる成績はその3年間は2、7、2位と高順位を記録していました。3-4underというスキームの使い手だそうで、ラン守備よりパスラッシュに重きを置いています。ラッシュ強化は歓迎ですが、ドラフトのニーズは変わって来るので探し直しです。スキームについては後日詳しくやれたらなーと思います。
その他にDBコーチに元MINなどのジョー・ウッズ、LBコーチに前CHIの同職レジー・ヘリング、OLコーチに前DENのTEコーチクランシー・バロンが就任しました。
この人事を見るとエルウェイが二連覇を達成したブロンコスの全盛期を再現しようとしているように思えます。幸い選手層は厚いので、補強ポジションはさほど多くはありません。マニングが引退するまでにSB制覇を狙いつつ、引退後も強豪であるためのコーチ人事でもあるでしょうから歓迎します。同じようなメンツでQBマット・ショウブを擁したHOUは11勝を挙げました。マニングとブロンコスならもっと上を目指すことも出来ると思います。
上で述べた補強箇所はDLからLBに変わりました。ウェア、ミラーの控えを務めつつウェア退団(引退?)後に先発を張れる可能性のあるOLB。マーシャル、トレバサンが来オフに同時にUFAとなり層が薄くなってしまうILB。どちらかを上位で補強する可能性が出てきました。こちらも後日別の記事にしたいと思います。
・ジュリアスの代理人はジュリアスは最高給の契約を要求するとのことで、ブロンコスに残留する可能性はなくなりました。マニングの元を離れるわけですから一流パサーの元へ行かない限り昨年のデッカーのように残念なことになります。頑張ってくださいm(__)m
・ジュリアスとは逆にナイトン、デメアリアスは多少の減額も飲むとのこと。ナイトンは本人が5年25Mならブロンコスに残ると言っており、デメアリアスはリーグ最高給(メガトロンやフィッツジェラルドの16M)クラスではなく13M以下でも再契約する意思があるとのことです。