K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

NFLのデンバー・ブロンコスに関するブログ
リーグ全体の怪我人、選手情報、契約情報なども書いていきます^ ^
タイトルの画像はポテトバサーさん(@potatobasser)さんの作品です


・解説したい試合が見つからなかったので前半戦のオールプロでも勝手にやろうと思います。主観で決めてるので悪しからず。


前半戦オールプロ

QB
Lamer Jackson(BAL)
 開幕からセンセーショナルな活躍でNFLを盛り上げております。高いラン能力はもちろん、パサーとしても成長し、TEを上手く使うオフェンスとマッチしています。そのスタイルは堅守を誇ったNEを攻略するほどでした。勝ち星とスタッツ次第ではシーズンMVPも見えてきます

RB
Christian McCaffrey(CAR)
 前半戦からランにレシーブに大活躍。ファンタジーではえげつないポイントをたたき出し、毎週のようにハイライトを作る獅子奮迅の大活躍でした。よく怪我しないなぁと感心するレベルです。こちらもMVP候補

WR
Michael Thomas(NO)
 WR最高額で契約延長しましたが、その判断が間違いでないことを証明しています。ルートラン能力とキャッチ力の高さは相変わらず光っています。Brees離脱中でもスタッツが落ちないあたり真のエースですね
Amari Cooper(DAL)
 昨年DALへトレードされてから成績が一気に良化しました。OAK時代はバストでしたが、新天地で本来の実力を遺憾なく発揮しています。カレッジ時代からストロングポイントであったルートランはもちろん素晴らしいですが、ビッグプレイを起こせる稀有な選手です。今年の契約延長でいくらになるのか
Chris Godwin(TB)
 前半戦のサプライズはGodwinの活躍でしょう。DeSean Jacksonが抜けたことで2番手WRに昇格すると徹底マークされるMike Evansの逆サイドでメインターゲットとして活躍しました。投げ手が思い切りの良いWinstonなのもあり、リーグ上位のヤードとTDを稼ぎました

TE
George Kittle(SF)
 昨年の大ブレイクの勢いを継続し、無傷の8連勝を飾ったチーム最高のタレントでした。ブロック、キャッチ、RACどれをとっても一級品で現在最高のTEでしょう。こちらも契約延長を間近に控えています

OT
Laremy Tunsil(HOU)
 開幕前に1巡2つを対価にトレードされた際は方々から非難されましたが、蓋を開ければ外野の批判を黙らせるだけのプレイを見せています。特にパスプロが素晴らしく、昨年リーグ最多サックを喫したOL陣のテコ入れとなり、Watsonを守る盾となっています。
Trent Brown(OAK)
 リーグ最高給RTですが、ここまでJ.J.WattやらVon Millerといった錚々たるメンツを抑え込んでおり、FAにおける大当たりと呼んで差し支えないでしょう。

OG
Quenton Nelson(IND)
 昨シーズンのオールプロ。将来の殿堂入りOG。大怪我さえなければこの評価が揺らぐことはこの先10年はないでしょう。全てにおいて素晴らしい。OGの極地
Zack Martin(DAL)
 こちらも文句なしの実力者ですね。とりあえずMartin挙げておけば文句言われないだろ!みたいなこと思うかもしれませんが、外す理由も見つからないので入ります

C
Travis Fredrick(DAL)
 DALの中で一番大きかったのはこのCが復帰してきたことでしょう。いや本当に素晴らしい。良いCは押されず、押し込むのですがそれが出来ていますし、OL全体のパフォーマンスを引き上げています。印象点も加味しての選出


DT
Aaron Donald(LAR)
 怪物。以上。と言いたくなるほどです。とりあえず凄い。他とはレベルが隔絶していて…
Grady Jarrett(ATL)
 ATL守備のパフォーマンスこそ振るわないものの、中央にいるJarrettは凄いパフォーマンスをしています。今シーズンは目立つDTが少ないのでオールプロも充分射程圏内でしょう

DE
Za'Darius Smith(GB)
 GBが久々に大枚を叩いたFAの1人。開幕戦から大暴れし、インサイド、アウトサイドからのパスラッシュで守備を向上させました
Nick Bosa(SF)
 カレッジ最終年は兄貴のJoeyより凄かった。その評判通りの活躍なのですが、2桁サックは余裕で更新するレベルはさすがに予想外でした。SFの懸念だったEdge問題を解決しました

LB
Shaq Barrett(TB)
 開幕戦からサックを固めうち、ここまでリーグトップです。昨年までDENで控えOLBでしたが、新天地で完全に覚醒しましたね。嬉しい
T.J.Watt(PIT)
 ラン、パスラッシュ、パスカバー全てをこなせる万能型LB。PITのシステムにマッチしてからチームの中心として活躍しています。万能すぎて敵チームからすると一番厄介なタイプです
Darius Leonard(IND)
 昨年ほどのインパクトはないですが、相変わらずタックルを量産しています。ペースは歴代でも3本指に入るらしくやばいです

CB
Marshon Lattimore(NO)
 昨年POの勢いそのままにシーズン序盤から好調でした。Mike Evansを0キャッチに抑えこむなど強敵WR揃いの相手に素晴らしい成績を出しています。
Stephon Gilmore(NE)
 NE移籍してから素晴らしいパフォーマンスをしていますが、今年も圧倒的な守備陣の中核となっています。スピードタイプのWRは変わらず苦手ですか、フィジカル勝負ならほぼ無敗とマッチアップのミスが無ければ最高の選手です

S
Jamal Adams(NYJ)
 ボックスSとして現在最高の選手です。カレッジ時代からの突出したパフォーマンスはNFLでも健在です。ランへのリアクション、パスカバーは勿論ですが、ボールへの嗅覚が鋭くブリッツからのサック、ファンブルフォースでもチームに貢献します
Minkah Fitzpatrick(PIT)
 まさかPIT守備のラストピースになるとは…MIAではニッケルCBでの起用が多かったですが、新天地でFSを任されるとその実力でパス守備を向上させました。さらにターンオーバーとタックルを量産してチームの4連勝に貢献しています。年間でもオールプロ行きそう


まとめ
 全試合見ていないので漏れがあったらごめんなさい。この選手も良かったよ!とかありましたらコメントにください
 DENはFS Justin Simmonsが候補だったのですが、他の候補が強すぎました。残念
 ドラフト小話を2つほど。SFでブレイクしたKittleの一つ前でDENはTE Jake Buttを指名しました。カレッジの実績はButtが圧倒的に上でしたからね。今では逆なのですが…もう一つはChrisGodwinです。彼は全体84位指名ですが、同じ年の82位でDENはWR Carlos Hendersonを指名しました。そのHendersonくんもうチームにいないんですけどね…逃した魚は大きかった
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・長く続いたこのシリーズも最後です。前編http://www.kcatfootball.net/archives/81411410.html


NEのアジャスト1
体型の変更
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 NEは立ち上がりからDL3人+LB4人を固定として使っていたのですが、NT Sheltonが押し負ける問題やアラインの関係からスキームを変更してきました。それが上のものです。
 DT2人、DE2人、ILB2人のよく見る4-2ディフェンスになりました。DTもOTの正面からOG, OT間(ギャップセット、3テクセット)に変更しています。別のオフェンス体型の時も見てみます。
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 ボックスに人数を集めた時はLBが増えていますが、DL4人は変わりません。これがNEによるセット位置の変更です
 DTは#93, #71, #70のローテーション、DEには#53, #55が入っていました。CollinsのDEが良くないのでDEは負担が大きかったです

NEのアジャスト2
マンツーマンを増やす
 試合序盤はゾーンカバーで入ったNEでしたが、モーションやジェットなどのプレイで責任が曖昧になったことで1Q途中からマンツーマンの比率を増やしてきました。コミュニケーションが取れているゾーンカバーがNEの強みでしたが、それを活かせないならすっぱりと捨てる。こういう思い切りの良さ、判断は素晴らしいですね。ゾーンカバーは使っていましたが、割合を大きく減らすことになりました

NEのアジャスト3
LBブリッツによるNTの代用
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 4WRなどのパス体型ならば4DL+2LBでも良いのですが、TEやFBを使われると人数負けするという問題がNE側にはありました。そこで採用したのがILBをCにブリッツさせることで、NTの代役にしよう!というものでした
 上の写真ではLB Jamie Collinsが突っ込んでNTの代役になりました。この試み割と成功していました。CollinsとDont'a HightowerはNFL屈指のブリッツァーで、Cにも当たり負けしてませんでした。
 C周辺へのブリッツは試合直後から使用していましたが、5DL+ブリッツ→4DL+ブリッツにしたことで、ILBが2人残り、タックラーが増えたこともランストップに貢献しました

NEのアジャスト4
アンバランスの解消
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 この体型に対してアンバランスでセットしたのでやられたNEですが、5DLは維持したままSの位置を弄りました。残念ながらこのプレイはやらなかったので、その全貌を見ることが出来なかったのですが、何かしらの対策をしたようです


まとめ
 NEはこれらのアジャストを2Qの残り3分辺りで行いました。ハーフタイムを前にアジャストしてくるのは優秀な証拠です。さすが
 アジャスト後は守備による失点は13点と、アジャスト前と比較して減らすことに成功しました。アジャスト前に取られた17点が致命傷だったわけですけども…
 前半はスピード感のあったBAL守備ですが、後半にバテ始めノーハドルで完全に止めを刺されていました。NEとしては4Qまでくらいつけば勝てる!そういう手応えを得たかもしれません。あとはToP(Time of Possession)でBALは2倍くらいの時間を使いました。これの影響でキャッチアップ出来ませんでしたので、やっぱり強いOL持ち相手のラン守備は課題ですね
 NEのDL陣の層の薄さはPOに向けて不安要素ですが、どう対処するのか2ヶ月後を楽しみにしたいです
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・前回の記事はhttp://www.kcatfootball.net/archives/81411410.htmlです。3部作の中編になります

・昨日は3-4 Eagleと紹介したのですが、NEの守備体型3-4 Okieかもしれません。Okieの場合はEagle以上に1vs1で負けないことが重要になります


ポイント2
ライン戦での勝利
 optionプレイで混乱させたよ!という話をしてきたのですが、そもそもoptionプレイはOLが相手DLより強くて初めて成立します。ポイント2ではNEのDLがいかに押されていたかを写真でご紹介します。
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 この2枚はCLE戦でのラン守備の様子です。DLは中央に固まり、段差は見られません。この状態ですと、スーパーなRBを除いてロングゲインすることは厳しいです。次にBAL戦を見てみましょう
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 CLE戦と比較して間延びしているのが一目瞭然です。DL間にスペースも見えますし、段差も存在します。これだとRBは走れてしまいます

原因は?
 名前を挙げるならNT Danny Sheltonです。中ランを守る要であるNTがCとの一対一で押され続けたためにLBがタックルしにくい、できないシチュエーションが多かったです。DT Adam Butlerも押されるシーンはあったのですが、位置関係の問題もあり及第点でした。この問題点の解決は後編へ

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・今シーズン平均7.6失点と驚異的な数字を残していたNE守備がBALに37点取られて敗れるという結果が出ました。ここまで圧倒的な堅守を誇っていたのに、なぜ大量失点したのか?図を交えて解説していきます。長くなりそうなので分けていきます


前提知識1 NEの守備体型
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 NEの試合を全部見たわけではないのですが、基本的にこの体型を使っていました。デプスチャートを見てもDL3人、LB4人になっているので恐らく3-4 Eagleと呼ばれる体型でしょう。IMG_1850
 上の図はLBの位置が適当ですがご了承ください。閑話休題、3-4 Eagleの特徴はスクリメージラインに乗る選手が左右対称にセットすることです。NTをCの正面、両DTはOTの少し内側(4iテク)、OLBがオープンという塩梅です。
 この体型の利点は
  1. wkサイドの人数(上写真だと右側)が多くなり、wkサイドへのプレイが強くなる
  2. C正面、OTへのシェード(OLとOLの間ではなく、OLの選手に被るようにセットすること)によってOG以外がLBへ抜けてきにくい
  3. 中央にプレイヤーが寄るので中ランに強くなる
といったものがあります。

前提知識2 オープンが弱い
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 NE守備はDL3枚+LB4枚の計7枚のセット位置が固定です。そして基本的にはFSは後方に残します。
 つまり、この写真でも見られるように、ハッシュの外側(白い点線からサイドライン方向)には大きくスペースがあります。それにより、DLを抜かれるとロングゲインされる危険性があります。CLE戦でNick Chubbに何度かやられた原因です。前のめりなため、突破されると脆いのです

 この2点を念頭に読んでください


ポイント1
オプションによる攻略
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 まずは1Q序盤のプレイになります。プレイとしては単純なLead option(FBをリードブロッカーにして、QBかRBがボールを持つoptionプレイ)です。これは12ヤード獲得となりました。
 写真の赤線はNE守備の動き、青線はBAL攻撃の動きです。オプションキーは一番右のOLBになります。
 NE守備はオプションキーのOLBがQBへアタック、RBを後ろのILBが仕留める動きになります。このプレイではOTがILBをブロックする役目を持つのですが、OG以外が抜けてきにくい3-4Eagleなら問題とはならない。はずなのですが…
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 ガッツリ取られてますね。これではオープンでタックル出来る選手はゼロなので12ヤードも走られるわけです。
 このプレイの問題は黄色の丸で囲ったDLの選手です。ほぼOT正面にセットしながら、素通りさせたためにILBがブロックの餌食になりました。NEとしては有利なはずのマッチアップでやられたプレイになりました

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 続いてはTDシーンになります。こちらはRBとQBによるDive option(RBの中ランかQBの外ランか)です。これもオーソドックスなやつになります
 このプレイで良くないのはOLB#58です。NEはオプションキーの選手はQBを見る決まりごとがあるようなので、背番号が見えるほどがっつり中に食いついているのが問題です。ゴール前で特に中に人を集めているだけに、不用意なミスと言えます

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 前2つがオーソドックスなプレイであったのに対して、こちらは初見ではほぼ止められないであろうプレイです。今回のオプションキーにされたのはOLBではなく、DTでした。
 ボールキャリアーはRB#35またはQB Jacksonです。QB Jacksonにはリードブロッカーがいます。
 オプションキーにされたOLBはQBを見るのですが、DTがオプションキーにされた場合はRBを見ます。そしてQBを見るのはILBの役目になります。しかし、このプレイではQBを見るはずのILBもRBに釣られたのでBALのロングゲインになりました。

 
まとめ
 このように、BALはoptionプレイを上手く使ってNE守備を混乱させました。NEもやられっぱなしではなく、アジャストしましたがその話は次回以降に

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・QB Joe FlaccoとILB Corey NelsonがIR入り。代わりにQB Brett RypienとILB Josh Watsonが昇格


CLE@DENレビュー
 Courtland Suttonのスーパーキャッチで幸先良く先制するもCLEにロングドライブを許し自陣深くまで攻め込まれます。何とかFGで凌いだところにNoah Fantの75ヤードTDが飛び出して追加点を奪取します。守備は再三のRZ侵攻を何とかFGに止め、前半を17-12で折り返します。
 後半オフェンスは沈黙しますが、ゴール前5ヤードでCLEの4th&1ギャンブルをストップ。この返しのドライブが95ヤードのTDドライブとなり24-12となります。7点は返されたものの、再び4thダウンギャンブルを止めて勝ちを納めました


ゲームボール: Brandon Allen
 パスタッチであったり、判断の部分に課題はありましたが、Flaccoと違い機動力を用いて時間を稼いでパスを通すなど充分な働きでした。初先発で2TDでターンオーバー無しは本当に偉い。

戦術兵器Sutton, 新兵器Fant
 今年はプロボウル級の活躍を披露しているSuttonですが、この日は昨年のプロボウルCB Denzel Wardを蹂躙しました。完全にワンマンアーミー
 Fantも75ヤードTD(02年にShannon Sharpeが記録して以来のTEによるロングTD)を決めただけでなく、100ヤード超えを初めて記録しました。ブロックでの貢献度も高かったです


ショートヤードディフェンス
 確かにCLEオフェンスが大事な3rdダウンや4thダウンで工夫のないプレイをしていたのは事実ですが、それでも止め続けたことに意味があります。
 今日はランパスともにやられていましたし、ターンオーバーも取れなかったですが、TDは取らせないという意思を見せてくれました


まとめ
 最近のブロンコスでは見られないようなビッグプレイを多く見られました。戦力が厳しい中で勝てたのは良かったです。来週はbyeなのでしっかり休養して、残り7戦頑張って欲しいです
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